今週の 『生徒会役員共』 「#580」 感想

無さそうかなーと先週の感想で書いてたら、水着コンテストがやってきた!

そんなわけで今回 「#580」 は、水着コンテスト編である。

桜才生徒会OGの北山カヤと行くレジャープール回の後編でもありますよ。

そんな今週の 『生徒会役員共』 感想。



扉絵は、プールで遊ぶ天草シノ・七条アリア・萩村スズだ。

セリフ付きの1コマ漫画となっておる。

オシャレな感じに浮き輪に乗って遊泳してるシチュエーションも、天草シノたちにかかれば即座に下ネタだー。

カンチョーではないけれど、たしかにこれは下から顔をうずめてみたい気持ちにもなる……!

ビキニの下が流されちゃっても隠せるような状態だな、とか思ったりもした。


開幕 【前回の続き】 では、早くも水着コンテストの話題が出る。

2コマ目にある 「MC.トリプルブッキング」 の文字に思いっきり目が行ってしまったわけだが!?

おいおいおいおい、前回感想でそろそろトリプルブッキングの再登場があってくれたりしないかなと書いてたらすぐこれ!

ドンピシャのタイミングだろう。

氏家ト全先生がそろそろ再登場させたいと思っておられたのかもしれない。大変良い。

そんなトリプルブッキングがMCを務めるイベント本編はともかく、このネタは七条アリアのセリフが良いね。

「読モパワーで」 と北山カヤに水着コンテストを勧める七条アリア、力の使い方を分かってるって感じー。

単に出場を勧めるだけでなくて、読モパワーというハッキリ示す言葉を使うのが良い。

漫画的にも、北山カヤが水着コンテストに出場しない理由を解消しておくのは丁寧だ。


2本目 【あおった結果】 、自分は関係ないからって無責任に天草シノに出場を進める津田タカトシ

読み返すと笑えるね。

これが伏線となっていて、何とまあ水着コンテストには男性部門もあるというオチ。

水着コンテストの可能性は頭に浮かんだけれど、男性水着コンテストがメインで来るとは完全に予想外だった。

世間の流れを汲んでる感じがするねー。

生徒会役員共』 も連載10年以上となれば同じイベントは避け難かろうが、手を変え品を変え飽きさせない工夫がある。


何気にこの3コマ目、男性部門と合わせて 「MC.トリプルブッキング」 も強調されてるのは意志を感じる。

氏家ト全先生の、ここも見せ場ですよ、という意志を。

まぁ実際にはトリプルブッキングの出番は僅かなのだけれども、存在アピールしてくれてるのが嬉しい。

出番の少なさはネタの配分とかの都合で、トリプルブッキングの出番を削らざるを得なかった、とか思いたい。

あと最低限必要な情報は 「※男性部門もあるよ」 だけながら、これを装飾する目的も兼ねてはいると思う。


3本目の 【ガチガチの君】 からは男性部門の水着コンテストがスタートだー。

1コマ目から全身日焼けした黒光りな筋骨隆々とした男性が出てくる。

ガチ勢じゃん!

津田タカトシにとっては偶然参加した水着コンテストだけど、ガチの人の目に留まるイベントだったのか?

場違いさに緊張しまくる2コマ目の津田タカトシを挟んで、3コマ目の他の参加者もどうみてもガチ勢。

マッチョな肉体は当然として、ポージングも準備万端といった仕上がりだ。

観客からキレてるとか掛け声がかからないのが不思議な感じの参加者たちだ。

というかこの他の参加者に一切言及することなく、津田タカトシの話しかしない天草シノたちがウケる。

もしかして七条アリアは、津田タカトシ以外にも他の男性差参加者の股間を注視してたりするのかな……

北山カヤは経験豊富そうな下ネタをぶち込んできてますね。

そのうちプレイ中の経験を交えた下ネタとかも出してきそう。


4本目の 【キングタカトシ】 は、8コマ漫画。

津田タカトシ股間がキングに……というネタではないぞ。

一体何故なのか、水着コンテストの男性部門では津田タカトシが優勝して水着KINGに選ばれた。Why?

他参加者はあんなガチ勢ばかりだったのに……?

推測するに、周囲がガチ勢ばかりだったから逆にそれ以外の投票先が津田タカトシに集中したとかなのだろう。

おそらく投票者は、天草シノたち一般客のはずだし。

そもそもガチ勢が集うイベントではなく、たまたま遊びに来ていたマッチョの集団が揃ってエントリーしただけなのかも。


ともあれ優勝した津田タカトシは、トリプルブッキングからインタビューを受ける。

ちゃんとトリプルブッキングの全員:飯田シホ、有銘ユーリ、如月カルナの3人が姿を見せたぞ!

ここでトリプルブッキングとの過去の面識とか描写に表れるかなーと期待したけれど、それは特になかった。

ページ数が足りなかったのかもしれない。

トリプルブッキングと水着と言えば、『アイドルのあかほん』 にも水着コンテストっぽいイベント回があったな。

水着映えしないと言われてた飯田シホたちがいざ水着を着たら、マジで素人巨乳大学生に負けてるという面白回だ。

生徒会役員共』 でのトリプルブッキングはブレイク後だれけど、水着グラビアの仕事とか受けたことあるのかなー。

ちなみに今回の飯田シホたちは水着ではなかった。


インタビュー中に 「いいぞーっ」 と声を上げるのが北山カヤなところが良いですね。

よく見せる計算した行動と違って、何の計算もなく純粋な行為というか、無邪気さが溢れてるギャップが可愛い。

そしてここでも津田タカトシの天然ボケが発動かー。

たしかにこの誤解はあると言えよう、言えようけれども!

津田タカトシ側から北山カヤにフラグを立てていくような行動だー。

経験豊富そうな北山カヤも、突然のこの彼女宣言は経験アリかナシか?

このネタの後、壇上から降りて合流したときの天草シノたちの様子がスゲェ気になるよ!

気になるけれども、このネタはここで終了でござい。

何と言うことだろう。


最終ページの 【夕日がまぶしい】 も8コマ漫画だ

生徒会役員共』 史上で、初めて8コマ漫画が2本出てきた回だ。

そのうち4コマ漫画ではなく、ショート漫画の回さえ来るのかもしれないな。

ちなみに女性部門の水着コンテストの描写は一切無しだ。

そこの要素は、食べすぎてお腹が出てる読モの北山カヤとか見たりしよう。

6,7コマ目の北山カヤの横から見たお胸とか。


この8コマ漫画はほのぼのとした感じで、萩村スズを膝枕して一緒に寝てる北山カヤ、仲が良すぎと思ったら。

あわや北山カヤのよだれが萩村スズのお口にカップインするだえキッスが発生寸前だー。

この唾液は萩村スズに届いたのか届かなかったのか?

その結果は、津田タカトシの彼女発言がどう収まったのかと同様に謎のまま終わった。

そこより北山カヤと萩村スズの距離感が気になるねー。

これ萩村スズが寝ちゃってから北山カヤが膝枕してあげたのだと思うけど。

やはり女子同士とあって、津田タカトシに対してより心を許すスピードが速そう。