今週の 『生徒会役員共』 「#560」 感想

何だこのかわいい回は……!!


今週の 『生徒会役員共』 は、もうとにかく可愛らしい回。

色々なネタが可愛らしすぎやしませんか????

物語としては、英稜生徒会と桜才生徒会が動物園で遊ぶエピソード。

いやそれよりも、もうここしばらくの間で随一の可愛さを誇る回というのが見所であろう。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 「#560」 感想。


全体的に可愛らしい今回ですが、扉絵の私服姿の森ノゾミから既に良さが溢れているね。

「明らかに着やせするタイプ!!」 の扉絵アオリも、アオリというか読者視点の感想になってるかのようだ。

一緒に動物園を回っているときにふと森ノゾミに目をやって、そのまま眺めているかのような感覚を想起させる扉絵!


開幕 【いこ?】 は物語の導入部。

津田家で動物園を訪れるまでの背景が説明されるぜー。

魚見チヒロと津田タカトシの2人で動物園を訪れるような流れだが、実際は両生徒会の全員で動物園を訪れることに。

全員で行くように話を持っていったのは、やっぱりここで同席してた天草シノなのかなあ。


そしてページを捲れば、2本目 【お嬢様のイメージ】 1コマ目のポーズを決めてる様子から絶品だった。

何なの この仲の良さは!!? 仲良しすぎるポーズかよ。

天草シノと魚見チヒロによる津田タカトシの取り合いを連想させた1本目の直後でこれだから度肝を抜かれる。

2人の仲の良さが満ち満ちた決めポーズだ。

萩村スズがこちらにピースサインを向けているので、記念写真を撮ってる1コマだと分かる。

この萩村スズの存在もなかなかに氏家ト全先生の芸が細かいなあ。

そしてオチで期待に満ちた質問をする広瀬ユウと青葉トオリの無邪気さも可愛い。

森ノゾミや津田タカトシも2コマ目にいるし、何気に2本目時点で今回の登場人物が全員勢揃いだ。

賑やかな幕開けである。


ちなみにテニスコートやゴルフ場を備えた七条家敷地でも、さすがに動物園は無いようで。

そうするとあの広大な敷地内で飼われている動物は、七条アリアの飼い猫エティエンヌたちだけであるようだ。


動物園が舞台ということで、氏家ト全先生の描くチーターやらチンパンジーやらウサギも見れる。

3本目 【雑学】 では、きちんと動物園を舞台としたネタが展開しており、何気にこういうところが魅力であるよね。

"ネタが普段と変わりなくて動物園である意味がない" みたいなことが無い、誠実さを感じさせる要素だ。

そしてここに下ネタがプラスされて 『生徒会役員共』 らしさもうなぎ登りだ!

この全力で喰いつくメンバーが魚見チヒロ、七条アリア、青葉トオリというのが良い。

ていうか青葉トオリもそこで喰いつくのだな……!

積極的にボケ側に回ることが滅多に無いからあれだったが、やはり下ネタ側の立ち位置であったか。


動物園が舞台ということで、氏家ト全先生の描くトラ娘やらパンダ娘やらヘビ娘も見れる。

ただ動物が出てくるだけでなく、漫画に期待される読者の欲求もまるで見落とさない匠の技でしょ。

サービス精神というやつだ!

そんなわけで、4本目 【動物的直感】 は擬人化ネタ。

ケモノ娘でありますが、きちんと服を着ているような格好であり露出度が低いのはやはり氏家ト全先生らしさだ。

ヘビ娘だけは脱皮途中だからか脱ぎかけですけど。読者の総意的にはどの子が人気なのかなあ。

この界隈への見識は浅いのですが、耳が4つあるような事になってないのはきちんとしているのではないでしょうか。

ちなみに1コマ目では津田タカトシに天草シノと魚見チヒロが身を寄せ合ってる。

おしくらまんじゅうというわけでもあるまい、何かモーションかけてたり張り合ってたりもするようだ。


次の 【パンチラ防御】 は、何やらおっと思ってしまうサブタイトルですね。

1コマ目から "フワーリ" の文字さえありますが……オチは下ネタではなかったですよー。

萩村スズを肩車する広瀬ユウのこの絵図の良さ!

もうこの肩車したまま園内を歩いてほしい、それだけのほのぼのさがある。


最終ページの 【ふさふさ】 !

ウサギと触れ合って 「かわいーーっ」 と歓声を上げる青葉トオリ!!!!!

お前の方がかわいいよ!!! というドテンプレな感想を抱くほかなかった。

これが最高でなければ何が最高なのか!?

ふれあい広場で萩村スズはウサギを撫でるだけなのに、青葉トオリは膝の上に乗せちゃう触れ合い方だ。

そんな青葉トオリが2,3コマ目と連続で出番があって喋ってるのも良いし、下ネタでなく普通の話をしちゃってるのも最高。

青葉トオリが普通の女子みたいな一面を全開でオープンにしてきている4コマだ。

今回一番かわいかった。

というか青葉トオリまたこういう制服みたいな感じのファッションで来てますね、こういう感じの服が好みなのだろうか。

天草シノの下ネタのおかげで、何気に青葉トオリの全身像が履いてる靴まで描かれているのも歓喜ポイントだ。


ラストの 【次回につづく】 は、一番うれしいのは次回もこの動物園編のエピソードを読めるところだ!

タカトシは、あの娘とペアに!?」 の柱アオリも気になっちゃう。

一体誰がペアに、というかどの登場人物が掘り下げられるというのか……!?

そういう視点で気になるところ、青葉トオリだったら良いなあ。

1コマ目でやたらとデカいおにぎり食べてる津田タカトシも何やらかわいらしい。

全員でシート拡げてお弁当食べてるのも仲良くてよろしいね。

これ動物園のレストランで食べてても成立するネタなのに、このピクニック感覚出してくるのも上手なところ。

開幕の魚見チヒロの忘れ物という伏線も回収して、心おきなく次回への期待を膨らませられるのも達人技であろう。

『生徒会役員共』 「#559」 感想

・一週間遅れとなってしまった。

この回の 『生徒会役員共』 は、轟ネネがメインの回!

だけれどオチは、津田タカトシと萩村スズが良い雰囲気で見せ場を奪っちゃうぞ。

そんな 「#559」 の感想。


扉絵はロボット研究会の轟ネネ。

フェミニンな私服姿からは、とても 『生徒会役員共』 でも屈指の下ネタ側登場人物とは思えませんねー。

ちなみに今回も "ロボット研究部" ではなく "ロボット研究会" としての紹介だ。

ロボット研究会は過去にロボット研究部に昇格したのだけど、今はどうやら研究会である模様。

"部" と "研究会" を行ったり来たりしてるわけでなく、一旦研究部に戻ってからは、ずっと研究会のまま。

やっぱりこれ、作中では描かれていないけど、ロボット研究部から降格したっぽいな。


まぁ研究会でも研究部でも、轟ネネの活動内容は変わらない。

開幕 【ネネにおまかせ】 からすぐに轟ネネの発明品が登場だー。

1ページ目から何という大人のおもちゃを出しているのか……と思ったけど、どうやらこれでも配慮されてるっぽい。

何故なら実際世にある商品名は、作中の "吸盤バイブ" ではなく、"吸盤ディルド" であるようだから。

まぁバイブなら健全な意味でのバイブレーターもありますし、卑猥度数が低いのであろう。

ディルドだと規制に引っかかってしまうのかもしれない。

まぁ言葉はともかく、壁から生えたバイブへの萩村スズの心からの叫びは笑う。

まさか轟ネネとはいえ壁からの突起物でこれを出せるとは思わないでしょ……


2本目 【轟さんのお手製】 は吸盤バイブを壁から外そうとするだけの4コマですが。

でもこれ機械とはいえ、それを上下左右に手で弄ぶ (ひどい言い方) 様子には目をやってしまいますね……!

今回描かれるバイブは、実際こういうデザインなのか、それとも漫画としてデフォルメ表現でこう可愛らしいのか?

もしデフォルメであり作中ではリアルな造形だったとしたら、このコマの様子は作中では卑猥な映像になってる気がする。


この吸盤バイブはあくまで冗談でやったのだと、2本1コマ目の轟ネネの表情で分かる。

そしてこれが萩村スズ以外の人の目に触れるのはさすがにまずいって分かってるとは3本2コマ目で分かる。

轟ネネの、友達と下ネタを分かち合いたいという欲求がスゲェ。

そんな3本目 【シノ「細部にまでこだわりました」】 では、さくらたん人形が登場だー。

桜才マスコットである さくらたん。

これまで着ぐるみでだけの登場だったけど、天草シノが家庭科の授業で作った人形として、可愛らしいサイズで初登場。

天草シノが器用だなーと驚けるけど、オチはそれ以上だった。

さくらたんが女子という設定で良かった……(?)

いやしかしこれどこまでリアルに作ってあるのか。

出来上がったさくらたん人形の細部までのこだわりは、七条アリアに見せてキャッキャと楽しんでいそうだ。


次の 【ベスト5】 は、"〇本の指に入る" の慣用句ネタ。

氏家ト全先生の漫画でたまに使われるネタだけど、これ毎回笑ってしまうな。

ただでさえ面白いのに、今回は秘密を隠そうとしているシチュエーションと相まって一層笑いを誘う。

もう、さくらたん人形が宙に浮いちゃってる不自然さのある2コマ目から面白いし!

オチで上手いこと言いたくなっちゃう轟ネネも可愛くて良い。

何を屈託の無い笑顔でそんなこと言っちゃってるの……!

もうこの事態を懸念しているのは萩村スズだけになっちゃっているようなコマだ。


そして 【さくらたんの怒り】 では、ついに事態が露見する直前だー。

これスイッチを入れたリモコンが、轟ネネが装着してる機械のリモコンとかでなくて良かったですね。

いや今回は機器を装着していないのかもしれないけど。

あるいは今回全体で、実はスイッチが入っており轟ネネの股間でずっと振動していた可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、ここでスイッチが入ったのはさくらたん人形の中に入った吸盤バイブのスイッチだー。

ひどい形で事態がバレる面白さ!

この面白さに目を奪われるけど、このコマが次のラストの伏線になっているのだから芸が細かい。


ラストの 【タカみぬいた】 は、8コマ漫画。

天草シノがさくらたん人形を抱えて轟ネネを叱っているのは何と言うか丁寧ですね。

パイプ椅子をバイブ椅子に改造した七条アリアは喜んでいそうな気もする。


そして大オチは、津田タカトシと萩村スズのラブ要素だ!

ポルターガイスト騒動のさなかに萩村スズを観察できるの、こういう状況で萩村スズを真っ先に心配できたからでしょ!?

そしてその裏にある事情まで到達できる鋭さ。

勘が鋭いのではなく、萩村スズのことをよく知っているから見抜いた真実であろう。

萩村スズがツンツンとした口ぶりを返してしまうのも、この2人だからこそと言った関係性でこりゃヤベェ。

理想的な展開のカップリング描写かよー。

おいおい何を良い雰囲気になっているのか、轟ネネのすぐ横で……!


一体轟ネネはこの2人のことをどう見ているのかと思いきや、もう完全に1人の世界に入ってた。

外しておくよう言われたことは全スルーで、何だこの小学生みたいな遊び方はー。

そんなわけで、最後まで轟ネネが持っていく轟ネネがメインのエピソードであった。

今週の 『生徒会役員共』 「#558」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は登場人物が多くてにぎやかなエピソード。

モブ程度の出番で今後ネタに絡むことはないっぽいけど、新しく姿を見せた名前付きの先生もいたよ。

そこより今回の見所は、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロイン before / after ネタであろう。

そんなわけで、『生徒会役員共』 「#558」 の感想。


扉絵はパリィ・コッペリン。

「Dirty Jokes(下ネタ)にも慣れてきました!!」 とのアオリ付きですが、最初から下ネタ側だったような気も。

というか長年氏家ト全先生の漫画を読んできたのに、下ネタを英語で何と言うのか考えたことが無かったなあ。


開幕 【しーん】 は青姦カップルの話。

いつかプレイ中の出島さんとかに遭遇する展開が来るのではと思ってしまうが、とりあえず今回は来なかった。

興奮するから人気のある場所でこそプレイに及ぶはず、という意見を出すのが天草シノであるのは流石だ。

こういう羞恥プレイについての理解の及びが実際してるっぽい七条アリアより天草シノの方が上回るのよろしい。


続く 【王者の手】 と 【即オチ2コマ】 は、パリィ・コッペリンが将棋をたしなむお話。

津田タカトシからの 「お手」 発言(誤解) に素直に応じる様子には、ちょっとドキッとしてしまえる。

ちなみに津田タカトシと天草シノの2人と対局してるけど、どちらも盤面の様子は分かる程には描かれていない。

将棋マニアの人はこういう本筋と全然関係ないシーンの盤面も注目するはず、と思ってるのだけどどうだろう。


そして天草シノと将棋を指す方のネタで、敵堕ちヒロインのネタが来た。

ていうか "敵堕ちヒロイン" という呼称は珍しいですね。

"敵堕ち" より "悪堕ち" や "闇堕ち" の方が一般的に使われているような感覚がある。

まあ今回のネタが、取られた駒が相手側の駒になる将棋から派生したオチだからだろうけど。

呼び方はともあれ、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロインイメージイラストが初めて見れた。

この手の作中のイメージ映像では、特に誰でもない架空のキャラクターが描かれるわけですが、今回はロリっ娘だ。

今まで描かれたこういう場面での架空キャラの中では、ひときわ幼い気がしますね。

けれども髪型は、やっぱり割とよく描かれる金髪ツインテールだ!

敵堕ちbeforeの天使っぽい状態でも、敵堕ちafterの悪魔っぽい状態でも、ヘアスタイルは不変で金髪ツインテ

氏家ト全先生が好みの髪型なのかもと思ってる。


4本目の 【だいふんしゃ】 は英稜生徒会の4人のネタだ。

広瀬ユウの幼い悪戯心に 「あはは」 と素直に笑う青葉トオリ、良い……

こんな素直な笑いがこぼれる感性もお持ちであったのか。

すげー日常的な風景って感じが続いてたのを、魚見チヒロがすぐさま下ネタに接続しちゃう。

これもまた英稜生徒会では日常的な風景なのだろう、森ノゾミも食事の最中にはツッコミを入れず放置するほどだ。


最終ページの 【もっと見て】 では、山田先生なる教員が初登場。

とはいえネタには関係してこず、姿も横から見た遠景が1コマ写るだけ。

名前はあれども、1コマ目の背景に映り込んでるモブの男性教員と同程度の出番だ。

おそらく今回限りの登場だろうけど、一応ここに記録も兼ねて言及しておいた。

そしてオイは山田先生をよそに七条アリアによる聞き間違いの下ネタだ。

このボケ方、職員室でもいつもと変わらず炸裂するのか……!

開幕の羞恥的ネタでは天草シノに軍配があがったが、こういう実践できるとこでは七条アリアの方が凄みがあるなあ。


ラストの 【主人に似た】 は、津田コトミと時カオルと出島さんのターン。

当然のごとくメイド服で桜才学園に入り込む出島さん笑った。

何をしに来たところなのだろう、ていうか桜才学園を訪れるときもやっぱりメイド服なのだよなあ。

トッキーが出島さんのことをきちんと把握してて、対処を七条アリア先輩に任せようとする "分かってる" 感じが良いな。

今週の 『生徒会役員共』 「#557」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、特に行事は無いけど下ネタ多めの日常編!

前回 「#556」 で下ネタが極端に少なかった反動なのか、怒涛の下ネタ回である。

最終ページも久しぶりに4コマ漫画×2本の構成であり、どちらも下ネタ。

もしも前回から 『生徒会役員共』 を読み始めた人がいたら、一体どんな感想を抱いたのか気になってしまうな。

そんなわけで、「#557」 の感想。


扉絵は下ネタ要素の無い七条アリアであるけど、扉絵アオリは 「こう見えて煩悩の塊。」 とその正体を穿つ。

そして開幕 【青春の汗】 から、マニアックな下ネタだー。

女性ならば手を使わずに膣への力の入れようだけでオーガズムに達せられる人が少なくないとは既に常識ですが (常識か?

この 「運動中にオーガズムに達するコアガズム」 については初耳であった。

普段なら七条アリアが放つようなコアな下ネタを、天草シノが1ページ目からぶっ放す。

"コアガズム" のスペルは "coregasm" らしい。

現象自体は当然古代からあるだろうけど、言葉自体はこちらの2007年の記事が初出なのかなあ → https://www.menshealth.com/sex-women/a19540877/female-sexuality-the-workout-induced-orgasm/


この4コマはコアな要素だけでなく、五十嵐カエデに話題を振る天草シノの表情も魅力的だよね。

何を普通の世間話のように話しかけているのか、という味わいがある……!

体育の授業でバレーをしている1コマ目の様子もシンプルながら良い。

こういう何気ないようなコマも、昔の氏家ト全先生の連載と比べると格段に描写が上達していてハッとさせられる。


2本目 【どこ?】 、天草シノと津田タカトシの付き合いの長さを感じる。

津田タカトシから 「麺がシコシコしてておいしいですね」 と言われても、天草シノは全く下ネタに繋げず同意する!

いやこのセリフは萩村スズが話しかけてるものかもしれないけど。

ともあれ、七条アリアがオチになるためだろうとはいえ、こんなボケるに絶好の機会をスルーできるとは……

出会った頃の天草シノなら絶対下ネタで返してたと思う。

付き合いが深まったからこそ、変にボケに繋げないで会話を終わらせられているというような雰囲気がある。


次の 【ぬーはら】 は場面は同じで、天草シノたちと学食で同席するパリィ・コッペリンがメインだ。

天草シノたちとパリィ・コッペリンが食堂で一緒に昼食を食べることもあるのだなー。

麺をすすって食べる音が外国の人には奇怪な食べ方に聞こえるという知らんがな的なヌーハラがサブタイトルだ。

天草シノのどこまでボケなのか分からない解説を素直に受け入れてるのが、パリィ・コッペリンの良いところだわ。

学ぶ側のあるべき姿勢という感じがある。


4本目 【OGトリオ】 では、桜才生徒会OGメンバーである古谷サチコ・南野ナツキ・北山カヤが勢揃いだ。

南野ナツキと北山カヤの登場回は、「#547」 と 「#548」 だな。

過去の話では姿を見せなかった南野ナツキのお子さんも登場だ!

女児であるようなので、大門先生の男のお子さんではできないネタも今後登場する予感。

"幼な妻にして経産婦" という要素はいつかネタになるかと思ってるのだけど、今回は泣きボクロが話題に。

こういう見た目の特徴が、登場してすぐネタになるのは意外な感じ。

この2人はどちらも下ネタサイドの立ち位置と予想してるけど、今のとこ北山カヤが下ネタを放出しまくり。

読者モデルというオシャレな一面と 七条アリアを超えそうな直球さを感じさせる下ネタのギャップがスゲェ。

読モは読モでもファッション系でなくて変なジャンルのモデルだったりするのかな……


5本目 【ごしごし】 は、津田家の飼い猫ムラサメ君が1,2コマ目で存在感をアピールしており可愛らしいー。

そう思ったら、津田コトミの甘えっぷりというか おてんばっぷりがもっと可愛らしいオチだった。

下ネタまみれの今回の中で、一服の清涼剤とでも言えるような兄妹愛!

傍から見てる分には理想的かよーって感じの兄妹のやり取りだ。

自分のにおいをこすりつけるマーキングが、下ネタじゃなくてほのぼのネタに使われるとはねえ。

津田コトミにこうされたい読者の人も多そうだ。


最終ページの 【フィット感】 、このネタ自体面白いし、轟ネネがこれを言うのも笑っちゃう。

本当に形がそうなるかは、機械と自身の身をもって試してそうな登場人物なのに……!?

轟ネネは生身の男性を相手にした経験があると思える下ネタも言いますし。

オチの 「あ 没収ですか」 も、2人の親密さがあってこそという雰囲気が良い。

正しくなすべきことがスムーズに行われているところにそれを感じるのだろう。


ラストの 【良いコはマネしちゃダメよ】 、七条アリアは本当にこの巻き方で留まっているのだろうか。

七条アリアの気分が乗ってるときなら、亀甲縛りのような巻き付け方さえしているのでは!?

そのように思ってしまったぜ。


今週の感想終了。

ちなみに週刊少年マガジン誌面では告知が無かったが、劇場版2についての情報が更新されてた。

劇場版 生徒会役員共2』 の特典付き前売券第2弾が、3月28日(土)より販売スタートだとか!

詳しくは公式サイトを見てほしい → http://king-cr.jp/special/seitokai_G2/news/

第2弾の特典は、「コン◯ーム風袋付缶バッジ」 だとか。

4種あって、どの文字が当たるかはランダムらしい。

……ランダムなのは良いけれどさ、これ 『生徒会役員共』 要素ある? イラストとか何もなくない?

うーむ、画像には映っていない袋の裏面にイラストとかあるのだろうか?

それとも、画像ではただのモザイクとしか見えない "F" "C" "U" "K" の文字が人文字とかなのだろうか?

モザイクの向こう側では、天草シノたちがFやCのポーズを決めている感じで。

ちょっとこれは実物がどうなっているのか気になるなぁ。

今週の 『生徒会役員共』 「#556」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 「#556」 は、津田タカトシと三葉ムツミの2人の世界!

1話まるごと、メイン登場人物は津田タカトシと三葉ムツミの2人きりだー。

モブの登場人物はいるけれど、天草シノや七条アリアや萩村スズも登場しない。

スゲェ珍しい話だなー。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。


珍しい要素はもう1つあって、それは登場人物による下ネタがゼロということだ。

メインで出るのが非下ネタ側の津田タカトシと三葉ムツミだけだから、それも頷けるか……

いやでも、やっぱりこれ激レアだ。

氏家ト全先生の漫画なら、非下ネタ側の登場人物だけの掛け合いでも、下ネタボケが少しは発生するのに!

というか、今まで発生してたのが今回初めてゼロになったのだな。

これ今週初めて 『生徒会役員共』 を知った人は、次号を読んだときにどんな反応になるのかなぁぁぁ?

そういう考えもよぎってしまいますね。


ただし、下ネタはゼロではない。

最近の 『生徒会役員共』 では背景に描かれた店や雑誌の名前がダジャレになってることありますが。

今回はそのダジャレのパターンとして、店の名前とバス停の名前がすっごい下ネタ。

店の名前は、*っぽくも女性器マークっぽくもある記号が付いた 「定食穴」 だ。

バス停の名前は、「栗鳥前 (くりとりまえ) 」 。

もしも舞台が小島の多い地域だったら、"栗鳥州" さえあったかもしれない。

もちろん "栗鳥" という地名は実在しない。

検索するにそういう苗字も実在しないようだ (ハンドルネームに使っている人はいた) 。

すごいな何だろう……本編での下ネタがゼロだった分、濃縮されてこういう背景の一要素に突出したのかも。


そんなわけで扉絵は三葉ムツミ。

開幕 【ばったり】 では早速津田タカトシと三葉ムツミが出会っちゃう。

何故かは分からないけど 定食屋に1人で入ることを恥ずかしく感じる女性もいるそうですが、

(そのため外食チェーン店の大戸屋は女性客が入りやすいよう店舗を地下や2階とかに構えているとか)

三葉ムツミは、その辺気にすることなく店に入れる女子のようだ。


店には1人で入れても、食べるとなると話は別のようで。

【ムツミのオーダー】 を読むに、気になる男子相手だと大食漢と思われるのは三葉ムツミも恥ずかしい模様。

……マジで全然分からない心理だな……

津田タカトシが いっぱい食べる系女子が好きだよ とか言ったら凄く喜びそうな気がするぜ。

まぁでも、ギョーザレバニラW大盛りは津田タカトシよりも量を食べてそうではあるな。


3本目 【心の声】 、津田タカトシと相席で食事できて ついてるかも と内心喜ぶ三葉ムツミが健気だ。

天草シノたちなんて、もう生徒会の職務関係なく津田家にお邪魔して食事してたりするというのに!

生徒会メンバーでは津田タカトシと一緒に食事する程度では、もはやついてると感じないでしょ。

おいおい格差社会かよー。

三葉ムツミももう少し報われてほしい、という気持ちになれるな。

柔道部繋がりで、トッキーと一緒とかでも津田家を訪れるくらいあってほしい。


次の 【ムツミの食事情】 、こんなときにも三葉ムツミに気が利く津田タカトシが紳士だ……

三葉ムツミは酢の物が苦手という設定自体は、何か遠大な伏線とかのように思えますね (深読み

苦手だった酢の物を最近妙に食べたくなるからまさか身ごもったのかも、みたいなボケの仕込みという説。


津田タカトシからどう見られるかを気にしても、素直に行動できるのが三葉ムツミの良さだろう。

5本目 【考えるムツミ】 の4コマ目、心の内で逡巡してたとは思えないほど楽しさを発露させておる!

これぞ三葉ムツミの魅力のひとつと断言できちゃう良さだわ。


最終ページ 【2人のかえりみち】 は、最近恒例の8コマ漫画。

2人してバス停を利用してるということは、何か休日に街への買い物とかでちょっと遠出したのかもですね。

3コマ目で酔い止めを飲もうとする三葉ムツミの様子が可愛い。

そして空席だらけのバスでわざわざ津田タカトシの隣に座る三葉ムツミ!

まぁ隣に座ったのは、メタ的になっちゃうけど、オチを見やすくするための漫画的演出が理由ではあろう。

いやそれでも、ここはやっぱり近くにいたかったからわざわざ隣の席を選んだのだと思いたい。

余裕が無いから自分を偽ったりどう見られるかとまで考えていられなかった、とかの理由でさー。

三葉ムツミが落ち着くまで、津田家で休ませてあげる津田タカトシという未来もあってほしいよね。