記録をとっとこ ハムスター倶楽部-i (愛)の研究レポート 基本システム、バグ編


【基本操作方法】

□ボタン:小パンチ

×ボタン:小キック

△ボタン:大パンチ

〇ボタン:大キック

STARTボタン:ポーズ


26□:共通必殺技1

64△:共通必殺技2

46パンチ:キャラクター固有の必殺技1

46キック:キャラクター固有の必殺技2


【システム】

<キャラ性能>

・基本的に、全キャラとも性能は同じ。通常技や共通コマンド技は、全て同じ性能。

・ハムスターによって見た目や技のリーチは異なるが、実際の判定は同一であるようだ。

・ハムスターごとの性能差は、「力」「体力」「固有の必殺技2種」 の3点だけ。


<力、体力>

・ハムスター選択画面 (キャラクター選択画面) で確認可能。最小値は1、最大値は15と思われる。

・もちろん値の大きな方が攻撃力は高くなり、体力は高くなる。

・他のパラメータ (す早さ・ガッツ・けづや) は、別のミニゲームに関係する値。格ゲーパートとは無関係。


<ガード>

・空中ガードは無く、立ちガードと屈ガードのみ。

・攻撃判定は、上段/下段の2種類。中段技は無いようだ。

・削りダメージは無い。


<試合形式>

・制限時間は30秒で固定。

・ラウンドは2本先取で固定。

・ステージセレクトは無い。いくせいモードで確認できるステージは、すべて選択不可。たいせんモードでは1種類で固定。


<共通必殺技>

・26□:ヒマワリの種を投げる。つまり波動拳。ダウン中など喰らい判定の消えた相手にもヒットする。しかも密着で当てて有利。

・64△:巴投げ。一見投げ技だが、地上ヒットで相手をロックして演出に突入するガード不能打撃技。空中ヒット時は普通に浮く。


<キャラクター固有の必殺技>

・性能は様々だが、全て打撃技。技によってはヒット後かなり有利で、コンボが繋がる。


チェーンコンボ、キャンセル>

・弱 → 大のチェーコンボが可能。

・キャンセルがかかるのは大攻撃だけ。

・キャンセルで出せるのは固有必殺技だけ。


<空中コンボ>

・空中やられでは喰らい判定が残り続ける。画面端で浮いた相手には歩き弱パンチ×nで容易に永久コンボが成立する。

・KOされた相手は空中に浮くので一応死体コンボが可能と言えるが、KO後に技を出せないので意味はない。


<バグ>

・デモ画面のCPU同士の対戦で2Pが勝利した場合も 「1P WIN」 と表示される。

今月の 『八乙女×2』 第16話 感想

・ページ数が14ページで普段より増ページなところも嬉しい、今月の 『八乙女×2』 感想。

第16話 「行くぜ!夏合宿!!」 の感想だ。

話のタイトルに 「!」 が入るのは、今回が初めて。夏合宿でテンションが上がっている様子の表れか。

4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが8ページ。さすがに昨年みたいな全編ショート漫画ではなかった。



前半4コマパートは、聖地巡礼を兼ねた観光がメイン。

作中映画 『脱出RTA』 の聖地巡礼に向かう途中である高速バス車内からスタートだ。

映画の原作表紙に書かれた作者名は、"四十八田郎" 。「四十八手」 のもじりよな。

そこはともかく、氏家ト全先生の漫画に 「RTA」 というゲーム用語が出てきたところにテンション上げたい。

まあRTAもとうの昔に市民権を得てそうな認知度ですけど。というか作品名が出た前回時点でテンションあげるべきだ。

バス酔いで "私は少し酔っちゃった" は、『生徒会役員共』 でもあったネタなので懐かしさがある。


2本目 【聖なる地】 は、8コマ漫画。原作で名シーンの舞台となったそうな神社に到着だ。

芦田ホシノがピースサインをしてる冒頭のコマが良いですね。

メタ的に読者に向けたピースサインと解釈するのも良いし、他の誰かにカメラ向けられてピースしてるとの解釈も良いし。

何となく補足すると延髄斬りは蹴り技です。個人的には 『ジョジョの奇妙な冒険』 のホル・ホースを連想しちゃう。

そしてオチは、「縁結び」 から 「円の形で結ばれる」 の数珠つなぎプレイだ。

この時点で八乙女ハルルと芦田ホシノによるボケ重ねが既に行われてたのだなあ。ボケの二重奏が既に完成していた。


3本目 【どこいった】 は武隈アキナが主役と言える8コマ漫画。主役だけれど活躍はせず、むしろ迷子になる。

ここで初めて (読者目線では) 武隈アキナの服装が判明するわけですが、サスペンダースカートだからか幼さを感じる。

実年齢が中学2年生だから実際幼いという点はさておき、行動に合致するくらいの園児みたいな幼児性が表出してるコマだ。

幼い系先輩キャラというキャラクター性がここに確立したと言えそうな8コマ漫画だぜ。

漫画的に隣接するコマで本木アユムが "はぐれちゃってもケータイあるし" と迷子の可能性を一笑に付してるのも良き。

芦田ホシノが武隈アキナの考え方をよく理解してる4コマ目も良さがある。


4本目 【ニヤリ】 、記念写真で本木アユムが中央にいるの何か面白い。

八乙女カイと八乙女ハルルでペアで隣接、芦田ホシノと武隈アキナでペアで隣接してるのが理由だろうけど。

前に別マガ表紙を 『八乙女×2』 が飾ったとき、同じ理由からか本木アユムがセンターになってたの思い出した。

芦田ホシノが撮影されるとき、笑顔でないことよりカメラ目線でないことが気になっちゃう。

目線が下の方だよね? 2回とも偶然か?


5本目 【不慣れながらがんばった感】 、皆の昼食のお弁当は門脇先生の手作りなの!?

文芸部が合宿することより、合宿のお弁当を顧問の先生が手作りしてることの方が衝撃的だが。

門脇先生は料理好き、みたいな情報をお出ししてきてるのかな……

ちなみにそんな門脇先生、柱の登場人物紹介では今月も紹介されていないままだ。

スペースが不足してたわけではない。今回1コマも登場しない泉ルイは紹介されているので。何故……


6本目 【崖の上の少年】 も8コマ漫画だ。

聖地巡礼の旅行ながら映画も原作も未読の八乙女カイがいるのって、何か作劇的に秀でたバランス感覚なのかも。

内容を知らない八乙女カイだけが重要シーンの舞台だろう崖の上まで足を運ぶのが、それだけで何か面白いので。

7コマ目の "度胸あんね" と言ってる八乙女ハルルの表情が良すぎじゃない?

字面だけなら褒めてるけど 「理解できないし私だったら絶対ヤダ」 という本音がこぼれまくりの表情でしょ!

感情が顔に出ちゃう子だな八乙女ハルルはよー。


7本目 【とっさ】 、八乙女ハルル&芦田ホシノが八乙女カイ相手にボケるときの相性の良さたるや!

2人から八乙女カイ相手へのボケ、今回だけでも複数あるけど既に完成度が高すぎる黄金のコンビネーションだ。


8本目 【やりきった先輩】 は、後半のショート漫画パートに続くヒキ。

男子の八乙女カイが1人いるのに、予約した部屋は3人部屋を2部屋で……!?


後半ショート漫画パートは、温泉旅館での宿泊エピソードだ

男子1人を含めて2部屋での組み合わせは? という点は一旦先送りだ。

ていうか八乙女カイが着てるシャツ、文字が何て書いてあるのかと思ったら "SUMMER" と書いてあったのか。


2ページ使って温泉入浴シーンが描かれた。

氏家ト全先生が描くいつも通りの露出度皆無たる入浴シーンと思いきや、おいおい今回見所があるじゃん……!?

八乙女ハルルと本木アユムのお胸の大きさの違いが、明確に描き分けられてきてるじゃんよ!

本木アユムは胸の膨らみが確認できるし、胸の中央には谷間さえあるぞ。八乙女ハルルの胸のラインは垂直線なのに。

ちなみに成人女性である門脇先生のバストは更にデカかった。門脇先生、着やせするタイプですかね。

なお芦田ホシノのサイズは八乙女ハルル同様、武隈アキナは本木アユムより大きい感じだ。


八乙女ハルルによる陰毛ネタは 「第11話」 でもあったな。

今回は事前に全部剃るというネタだったが、第11話では天然で今まだ生えていないというネタだった。

第11話から5ヶ月ほど経って、八乙女ハルルは生えたのか生えていないのか?

個人的には、まだ生えてないからこそ今回このボケをした、という解釈でいきたいぜ。


温泉からあがったら、いよいよ宿泊する部屋の割り振りをどうするかの相談ターン。

皆が浴衣に着替える中、八乙女カイと芦田ホシノだけがラフなシャツ姿であぐらだ。性格の違いが出ている。

本木アユムが部屋を出るとき八乙女カイにバイバイして手を振ってるの好き。


結局男子1人で1部屋使うことになりボーっとしてた八乙女カイに来客あり。

門脇先生を除く文芸部メンバー全員だったわけですが、この八乙女ハルルと芦田ホシノのノックのボケが良すぎるよ。

ボケを重ねるテンポの相性が良すぎるし、2人は下ネタの相性も合うようだ。

"でもカイ君をトイレあつかいって背徳感ヤバいですね" のボケ時点で面白いのに "確かに" って相槌打つことある?

薄い本が出ちゃいそうな下ネタの応酬だ。


男女が1部屋で寝たらまずい → だから徹夜の流れは 『生徒会役員共』 でもあったな。お気に入りのネタなのかも。

ボードゲームで気合入った表情を見せる芦田ホシノ、何か今回魅力が高まってる感じを受けた。

思うに、今まで 『生徒会役員共』 の畑ランコと同じタイプかと思えてたが、今回性格の違いが見えてきたからかも。

そしてオチは徹夜を誓ってからの即落ち2コマ、いや即落ち3コマか。結局雑魚寝である。

ここも 『生徒会役員共』 との違いを感じられるポイントっすね。徹夜できず終わってるのも中学生らしさあると思う。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、夏休みボケ多発の2学期スタート!!" とのことだ。

他に書かれた次回予告には "まだまだ暑い夏の日々。花火大会、全員集合!!" ともある。

どうやら次号は、4コマ漫画パートが2学期の学校、ショート漫画パートが花火大会編のようだ。

花火大会に行くのは誰なのか? 文芸部メンバーか? 泉ルイたちクラスメイトか?

妄想を膨らませるに、武隈アキナが八乙女カイを迎えにマンションに行くものの、

家を隣と間違えており八乙女ハルルが浴衣半脱ぎ姿とかで出てきて仰天、みたいなネタがあったら良いなあ。

『八乙女×2』 が週刊少年マガジンに代理原稿として出張掲載

・特に予告は無かったが、『八乙女×2』 が週刊少年マガジン2023年34号に出張掲載された。



予告が無かったのも当然、その理由は代理原稿として掲載されたからのようだ。

本当なら今週号のマガジンに掲載予定だった 『ガチアクタ』 が原稿を落としたので、代原としての掲載。

そのため新規描きおろしは一切ない。内容は全部、過去の連載からの再録だった。

目次ページにある氏家ト全先生のコメントは新しいけど。


余談だけれど、先週号のマガジンの 『ガチアクタ』 には "次号につづく" のアオリ文がある。

しかし先週号のマガジンの次号予告ページには、掲載作品一覧に 『ガチアクタ』 のタイトルが無い。

また、出張掲載となった 『八乙女×2』 のタイトルも無い。

雑誌というのは全ページの締め切りが同じではなく、ページによって締め切りが分かれていると聞く。

ここから察するに、『ガチアクタ』 が入稿後に次号落ちると確定し、その後に目次ページが締切のため入稿、

『八乙女×2』 が代原に決定したのは目次ページの入稿後、というのが一連の流れのようだ。


出張掲載された内容は、1話目4コマパート後半と3話目全部。

今の季節にも合ってる内容で、かつ卒業などの話題が無い回から選出されたみたい。

1話目と3話目からの再録なので、もちろん八乙女カイたちがまだ小学生の頃のお話。

中学生編は単行本になっていないので、最新話よりもまず小学生編に誘導しようという狙いもあるのかもしれない。

今月の 『八乙女×2』 第15話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第15話 「7月のスク水」 の感想だ。

どうやら連載形式は、4コマ漫画パートとショート漫画パートが6ページずつの全12ページが基本となった模様。


今月号では連載にちょっとした変更点があった。

よく欄外に記載される 「この物語はフィクションです」 の注釈と同じ感じで、『八乙女×2』 ならではの注釈が増えた。

内容は "この物語は、実際の時間、季節にあわせて進行していきます!! 各キャラクターが成長していく、年をとっていく物語です!!" というもの。

季節や年度の進行について公式説明が初めて出た!

1話から読んでる身としては当たり前の話~って感じだけれど、これから読む人にはありがたそう。

むしろこの説明が、今まで無かった事こそを気にするべきか? 学年が進むことを氏家ト全先生自身も当初は予定していなかった説が補強されそう。

たとえば 『生徒会役員共』 のように季節だけは進行して、最終回を迎える時に6年生から卒業する展開も用意していたとか。


まあ個人的には、不退転の決意ではなく、担当編集者さんが 「あった方が良いから」 程度に付けた説を押したいですが……

でもとりあえず "キャラクターが成長していく、年をとっていく物語" と公式に明言されたなら、二転三転はしないだろう。

あと6年続けば成人した八乙女カイたちを見られるぞ! 10年続けば八乙女カイたちの就活エピソードとか読めるかもしれない。

『八乙女×2』 が氏家ト全先生の最長連載になってほしいという気持ちの高まってくる注釈だ。


前半4コマパートのメインは、中学校での八乙女カイたち。サブタイトルに出ているスク水は、1ページしか出番が無い。

と言うか今月、初めて八乙女カイたちの親の出番が無い。八乙女カイ母たちは1コマも登場しない! マンション隣人要素が実質ゼロの回だ。


開幕5コマ漫画、泉ルイが学校でチョコを食べちゃう。放課後買ったおやつがうっかり残っていてのチョコ持ち込みだ。

生徒会役員共』 だったら持ち込みは禁止だぞーとかのネタに繋がりそうだけれども、同じ生徒会役員でも泉ルイはその場で食べて証拠処分だ。

そしてチョコを食べて言い放った言葉は、"人の目を盗んで食べるおやつって背徳感あるね" ですよ。

この台詞は高校生でも小学生でも言わなさそう。中学生ならではって微妙な年頃ならではって気がする。


3本目 【あつい】 では富谷君と黒松君が登場だ。中学校でも八乙女カイの男友達に出番があるのは嬉しいね。

成長していくとこの3人の間で男子ならではの下ネタとか飛び交ったりするのだろうか。

妹は思春期』 以来の男子学生サイド間限定の下ネタギャグまた見れるかもと思うと期待が膨らむね。


4本目 【あれから1年】 は、8コマ漫画。

更衣室でスクール水着に着替えたら、本木アユムのお胸が発達していて八乙女ハルルが成長の格差に驚いちゃう。

水泳の授業は小学校でもあってその時も一緒に着替えていたはずで、その時は格差を感じなかったはずで、この1年でよほど成長したという事か。

続く 【こりごり】 も本木アユムのお胸の成長を匂わせる4コマ漫画であり、八乙女ハルルが驚いちゃう天丼オチだ。

ここの八乙女ハルルの天丼リアクション好き。

本木アユムは 【どんよりな日】 でも、勘違い下ネタとはいえ今回1人だけ成長ネタを任されてる。本木アユムが巨乳に成長する未来もあるか?


【出したのか入れたのか】 は、この4コマタイトルに笑った。

"毛穴ケア" を "ケツ穴ケア" に聞き間違える下ネタですが、出すにしろ入れるにしろどういうケアだというのか。


文芸部メンバーが登場する 【武隈先輩におまかせ】 と 【青春あれこれ】 は、どちらも8コマ漫画だ。

何か最近、やっぱり8コマ漫画が増えつつありますね。【武隈先輩におまかせ】 は8コマ漫画ならではの長尺が必要なネタだけども。

そして久々に作中ゲームたるモンデスの名前が登場だ。今後またプレイする様子も描かれたら嬉しいね。


後半ショート漫画パートは、文芸部の合宿計画!

「文芸部って合宿するの?」 という疑問については作中でも説明されるし、検索したら実際に合宿している文芸部も実在したわ。

でも亀の頭中学校の文芸部は発足したばかりだし生徒からの提案だし、合宿は聖地巡礼を兼ねた旅行のようだ。

門脇先生が真に受けて合宿を毎年続く恒例行事にしそうな雰囲気あるね。


聖地巡礼」 を 「せいき巡礼」 (性器巡礼だろう) と聞き間違える下ネタ、聞き間違いネタの中でもド直球で笑った。

聞き間違い内容も中学生とか低年齢ならでは感あるし良い。

聞き間違えられた武隈アキナが八乙女ハルルの下ネタにたじたじとなってしまう展開は予想してなかったし。

ていうか武隈アキナ、そういうリアクション見せてくれる人物だったのか。下ネタに耐性の無い人物、氏家ト全先生の漫画では久々だ。


"部員で足りる" の台詞は "部費で足りる" の誤字かな……

それはそうと、旅行雑誌の 「Goodスポット」 の表紙レイアウトがヤバすぎて笑った。小さくさらりと挟むには勿体ない下ネタだ。

あと夏の合宿といえば、『生徒会役員共』 で合宿終了後に掲載誌がマガスペからマガジンへと移籍になったことを思い出すね。

まあ 『八乙女×2』 は移籍しないだろうけど。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、きっと忘れられない夏が来る…のか!?" とのことだ。

これは直前の八乙女ハルルの "今年の夏は皆で初体験だね" の台詞を受けたアオリ文って気がする。

芦田ホシノが画策したような6人家族に間違われる展開は来ないと思うけど、6Pするのかと疑われる下ネタはありそうだ。

八乙女カイと八乙女ハルルが2人でモンデスやりまくる展開は……やるにはページ数が足りないかも。他の回であってほしいところだ。


余談。

今月号の別マガ表紙には小さく 『八乙女×2』 が選出されますが、裏表紙の別マガ連載作品紹介枠にも 『八乙女×2』 が選出されてた。

"アットホームな別マガには裏の顔が…!? ちょっと刺激的な非日常の体験へ、" のテーマで選ばれた作品群の1つが 『八乙女×2』 である。

隣人関係が裏の顔、ということか。武隈アキナや芦田ホシノは、八乙女カイと八乙女ハルルが隣人関係だと知らないので。

何かの用事で武隈アキナが八乙女カイ家を訪問したら、八乙女ハルルが出てきてビックリする展開とか今後ありそうですね。

今月の 『八乙女×2』 第14話 感想

・ページ数は12ページで固定となるのかなあ? そこが気になる今月の 『八乙女×2』 感想。

第14話 「6月はムシムシの梅雨」 の感想だ。

話のタイトルに月数が入るパターンだったかー、予想が外れた。

4コマ漫画パートとショート漫画パートが6ページずつ。センターカラーだった第12話を除き、第10話以降はずっと12ページだ。



前半4コマパートのメインは、中学校での八乙女カイたちの話がメイン。今回のタイトル通り、梅雨に関するネタが多い。

制服が夏服に衣替えしてますね、中学生編となればこの切り替わりがあったか。

開幕5コマ漫画は下ネタの空耳。できるほどあったら八乙女ハルルはそれをやってくれてたの? それが気になる。


2本目 【奥の手】 で "昨日1日中ゲームやってたから" の台詞が出たけど、実際にゲームをする描写は今回も無い。

作中ゲームのモンデスをプレイする展開をまた見たいなあ。


【年季JC】 は、8コマ漫画。

LINE的なやりとりを見るに、やっぱ芦田ホシノはリアル中二病なのでは……という印象になってくる。

ロリババキャラに作ってる感を受けてしまうのは、中学二年生という年齢のせいだろうか、それともまだ登場回数が少ないからだろうか。

もしも 『生徒会役員共』 の畑ランコだったら壁ドンされても平然としてそうだけど、芦田ホシノは壁ドンされたらめっちゃ取り乱しそう。

上級生が大人っぽく見える理由は "着こなし" だと推察する泉ルイ! 観察眼がすごい。ファッションの知識もありそう。

本木アユムとか小学生時代は、泉ルイに負けず劣らずオシャレな服を着てたのにな。保護者チョイスの服装だったのかも。


次の 【文芸的昔ばなし】 も8コマ漫画だ。

氏家ト全先生が描く8コマ漫画は実質4コマ漫画2本という構成が多いけど、この8コマ漫画は普通に8コマ目までオチずに話が続いた。

本木アユムと芦田ホシノを掘り下げるエピソードであり、芦田ホシノの昔話は当然というか下ネタオチだった。

小学校に入った頃の本木アユム回想シーンは描かれても、小さい頃の芦田ホシノの描写は無しかー。

勿論、自身が三角木馬に乗ってるような芦田ホシノのイメージ映像も無い。これぞ氏家ト全先生のバランス感覚という感じ。


【夫か息子か】 、梅雨でフローリングがベタつくという話から、床オナに発想が飛躍するのは凄すぎる。スゲェ下ネタセンスだ。

【午後から天気が崩れます】 、八乙女カイと八乙女ハルルの相合傘イベント発生に泉ルイが御立腹。

ていうかマンションの隣人関係だから、帰る時間がズレでもしない限り、八乙女カイと相合傘するのは必然的に八乙女ハルルなのか。

皆の帰宅タイミングが同じなら八乙女カイと泉ルイで相合傘するシチュエーションは絶対やってこないと確定している。

八乙女カイと八乙女ハルルは部活も同じだしな…… 泉ルイがぷんすこ怒る展開、今後も発生しそう。

それはそうと、背景で無言ピースしてる八乙女ハルルが可愛い。誰に向けた何のピースなの……!? 相合傘で嬉しい、の意思表示の可能性ある?


【時の流れ】 もまた8コマ漫画だ。

どうも今回8コマ漫画が多いな……たまたまか? 何か理由があるのか?

何か理由があるなら、氏家ト全先生が 『八乙女×2』 の週マガ掲載用の出張読切版を描いてるから説、とかの可能性に賭けたい。


これまた8コマでオチが1つしかないタイプの8コマ漫画。エモい、というタイプのオチであろう。

第2話時点では八乙女ハルルの方が高かった身長、それがいつの間に追い抜かれていて成長を実感する。第二次性徴期、思春期というやつだ。

氏家ト全先生の過去作 『濱中アイ』 第080話でも、相合傘しつつ背が伸びた話をするエピソードがあった。それを思い出す。

背を比べる八乙女ハルルの右手が良い味出しとる。淡々と終わるのも良さがあった。


後半6ページ目のショート漫画パートは、八乙女カイ in 八乙女ハルルの部屋!

きちんと机に向かって宿題を終わらせる八乙女ハルル、そういや八乙女ハルルは算数のテストで100点取ってたり勉強できる子だった。

ベッドの上や後から見えるタンスの上に乗ったぬいぐるみは、アヘマルシリーズのぬいぐるみのようだ。

そして虫退治のため部屋にインする八乙女カイ。読者と八乙女カイとで、八乙女ハルルの部屋を初めて目にする回が一致である。

八乙女カイから八乙女ハルルの家を訪れることはあまり無さげと読み取れるね。

八乙女ハルルから八乙女カイに食べかけのお菓子を渡そうとするシチュエーション、何気にこれで2度目である。

回数が重なると 「八乙女ハルルは意図的に食べかけのお菓子を八乙女カイに食べてもらおうとしてる」 という解釈が爆誕しそうだ。


カタコトになったりキレ出したり、虫を前にした八乙女ハルルのテンションがおかしくて笑う。余裕が無さすぎる。

それでいて八乙女ハルル母の紐パンについての解説は普段以上に饒舌だしで、八乙女ハルルの百面相が楽しいショート漫画だ。

最終1ページ、騒動を聞きつける第三者 (八乙女ハルル母) が帰宅してからは、発言が下ネタと誤解される王道のオチである。

これを聞いたのが八乙女ハルル母だったからお口あんぐりだったけど、もし聞いたのが八乙女カイ母だったらどうなってたのかなあ。

そこも気になる。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、いよいよ夏到来!!" とのことだ。

夏休み回なのか、夏の学校イベントなのか? 『生徒会役員共』 では夏休みは泊まりに行くイベントが多かったがどうなるのか?

そして今月も八乙女カイは、八乙女ハルルの事を下の名前では呼ばないままですね。脳内でも "こいつ" 呼びである。

前回第13話で話題にあがった、八乙女カイが八乙女ハルルを下の名前で呼ぶ展開はいつか来るのかなあ。


余談。

週刊少年マガジン別冊少年マガジンの1ページ広告が掲載されていた。

その広告で取り上げられてる漫画は、今月号からの新連載漫画と 『八乙女×2』 の2つのみだった。

どういうチョイスかは不明だが、まあ単行本が売れてたり期待されてたりするからここに選ばれているのだろう。

とりあえずは良かった。