生徒会役員共「#13」感想

氏家ト全先生の巻末コメントが 「一回作風変えたいです。」 だった話。


デビューから7年間ずっと下ネタギャグひとすじだった氏家先生なので、

他のジャンルを描いてみたいと思っても、不思議ではないよなあ。

逆に 「少年誌の枠を無視した、100%全力の下ネタ4コマを描きたい!」 という事かもしれないけど。


心配なのは、今連載中の生徒会役員共。作風を変えたとしても、連載は続けてくれるのか? と。

単行本1冊分のページ数が溜まった辺りで、

「作風を変えるので終わります。ありがとうございました。」 なんて巻末コメントと共に

生徒会役員共が最終回を迎えたりしなければ良いのだが……


作風を変えた結果、諸手を挙げて喜ぶことになっても、全力で拒否することになっても、

今はまだ大好きな氏家先生のやる事なので楽しみに感じるよ。


そして今週の生徒会役員共感想。

今週は新聞部の畑さんメイン。よく考えると8本中3本の4コマと立ち絵が畑さんなだけだが。

1本目はそんな身体の一部であるカメラを堂々と津田タカトシに見せ付ける様が良いね。


……っていうか新聞部と写真部がまたごっちゃになっとる!

畑さんの所属する部が、同じページで写真部だったり新聞部だったりしてるぞ! 正しくは新聞部。

「きっと写真部部長と新聞部部長を兼任しているんだよ」 なんてフォローもできなくはないけど……

氏家先生や担当編集者さんはキャラ設定メモとか作っていないのだろうか。


他、横島先生が どんどん常識外れの変態になっていく。

下ネタ的にはともかく、やってる事は 『妹は思春期』 の小宮山先生を既に超えてると思うよ。

最後のネタは、『下級生2』 だろうか。

その設定への抗議のため、ソフトを割ってメーカーに抗議文を送り付ける画像にはとても笑った。


おまけの話。

偶然なのか意図的かは不明だが、氏家作品は11月に終わる事が多い。

リアルタイム進行で3月の卒業式と共に連載終了した濱中アイはともかく、

妹は思春期』 は2007年11月終了で、『アイドルのあかほん』 も2006年11月に終了している。

『妹はひまわり組』 は2007年10月終了だったけど、

これはそもそも掲載誌の別冊ヤングマガジンが隔月刊行だから11月には発売しないんだよね。


「すると生徒会役員共は、今年の11月に終了してしまうのでは」 と不安を感じたものの、

マガジン連載のマンガなのだから、サンデーやチャンピオンと違ってきっちり単行本化されるだろうし、

単行本化されるなら、ページ数が全然足りないんだよね。(今週分までで58ページ)

単行本の描き下ろし等を考慮しても、少なくとも今年いっぱいは連載しないとページ数が足りないはずで、

つまり、当分連載終了は無いと考えられる! ……という推測が正しかったら嬉しいなあ。