今週のアニメゴルゴ13が珍しく原作より良かったなあ、という話

・アニメゴルゴ13の話。『殺意の交差』 。

実はゴルゴが間一髪で助かっている話。『アメリカの異邦人』 の次くらいにピンチだったと思う。


やっている事は原作と大して変わらないのに、不思議な事にアニメ版の方が面白かった。

面白く感じたのは、小物の存在感が増していたからだろうか。

しょうもない小物の爆殺計画だけが淡白に成功していた原作と違って、

アニメ版は、爆発へのカウントダウンを挟んだり 最後に始末されるオチもついており、

タイトルの通り、殺意が交差する様子が表現されていたかと。

乱気流シーン追加も良かった。


原作は、どうも 『激怒の大地』 のように、なんというかデウスエクスマキナな読後感が拭えない。

「そもそも爆弾のエピソード自体必要なかったのでは」 とも思える内容。

空中狙撃に手間取る場面が無いし、小物が爆弾を落としかける場面もないし。


次回放送予定は 『誇り高き葡萄酒』 とのこと。

残り話数は あと20話も無いはずなのだし、どうせなら 『神の滴』 にしてほしかった。