生徒会役員共 「#60」 感想

・今年もやってまいりました。

桜才学園の文化祭、"桜才祭" 編! ……の準備編。

「祭りは始まる前が一番楽しい」 とはよく言うけれど、

そのせいなのか 去年と同様、今年もまさかの準備編と文化祭本編による二部構成みたい。


そんな訳で、『生徒会役員共』 の感想。

今年は準備に大忙しで、生徒会役員メンバーは泊り込みで作業だとか。

前回のお泊りイベント 「#50」 から、僅か10話でまたしてもお泊りイベントなのか!?

……と思えたけれど、それは特に無かった。


『2択』 は好きな具の発言主が、津田タカトシの方が自然に思える。

今のこの展開だと、"七条アリアが 「ピンク色の具」 のもう片方を好きでもおかしくない" と思えまいか!

期待してしまいます。自分だけだろうか。


天草シノのクラスで執事喫茶をやるとは 『ボク男の子』 の話。

「普通にやってもつまらないという意見から男装することになった ちなみにこの場合の普通はメイドだ」

ああやっぱ、氏家先生作品の登場人物はデフォルトに世界観がおかしいな。素敵だ。

なお、「さすがに今の高校でだって文化祭で執事喫茶はやらないだろう」 と一応検索してみたところ、

文化祭でメイド喫茶執事喫茶をやったクラスってのは実在するようだけど、やっぱりごく少数らしいよ。

さすがにそんな 合法的に男装女子高生を見られるイベントなんて存在しないか……

『大人の悟り』 は、横島ナルコ先生側に立ちたい。

「文化祭の良さというのはね― 合法的に高校生と戯れられるコトよ!!」 とか至言すぎる。


そして描かれる天草シノの執事姿。なんか背景に白抜き星散りスクリーントーンとか使われてるし。

氏家先生がこの手のキャライラストを描くのを趣味としていたらなあ、と思わないこともない。

また天草シノは、やはり見られるのは大勢にでなくても良いみたい。

#56」の 『熱視線』 は、やっぱそういう事だったのか。