Mission.49 【電車到着!】 感想

・今週の 『COPPELION』 は、小津詩音祭り! 単行本派の人もヤングマガジン読むべし。

そんな 『COPPELION』 の最新単行本6巻は、2010年1月6日 (水) の発売だよ!

描きおろしはあるのか? そして表紙は2巻連続小津姉妹になってくれたりするんじゃないか!?

これは今から楽しみだよ。


はてさて、今週のお話。

ラストバトル開幕なんて知らない深作葵が無邪気に電車到着を喜んでいるとこからスタート。

整備班もまた小津姉妹とのラストバトル中だとは知らないので、

事前の打合せ通りに警笛を鳴らして陽動班へと合図を送るよ。


当然のこと、その警笛は小津姉妹にも聞こえてしまい、

とうとう成瀬荊たちの三鷹脱出計画は、成功寸前というところでバレてしまった!

今度は一転、成瀬荊たちが一時退却。

「あかん‥‥ 小津姉妹に作戦を知られてしもた!」



「あいつらをどないかせんと電車を破壊される!」

そんな事より、ヒソヒソ話で作戦を立てる小津歌音 & 小津詩音が可愛いなあ、もう!

この寸前のブチキレ顔とは大違いだ。

こういう、ころころ変わって掴みどころの無いところも小津姉妹の魅力だと思うんだぜ。


それはさておき、小津詩音の怪力なら 電車の装甲を破壊できるかもしれないし、

小津歌音の電撃なら 電車の操作系統に異常を起こすことは余裕だろう。

まあそもそも お台場の原発を爆破されたら元も子もないんだけど、ともかく今は脱出が第一だ。

小津姉妹の秘密の作戦が進むほか、第一師団の総攻撃も始まった!

「あの数をどうやって倒す!? 作戦は考えてあるんだろうな!?」 と梶井息吹さんのダンナさん。

それに対して成瀬荊の回答は、「ええ‥最後の仕掛けを‥‥ 遥人が用意してくれました!」

また遥人か!

黒澤遥人、死してなおも大活躍。『COPPELION』 第2部は、本当ずっと掃除係の3人が主役だな。


場面は一転、整備班の様子に移る。

一度はエーテルによって一命を取り留めた黒べえだけど、効能が切れ始めて苦しそうだ。

電車の運転を梶井五次郎さんに代わってもらって防護車輛入りした。

また、出産中の梶井息吹さんや その出産をぶっつけ本番の助産師として手伝う野村タエ子も苦戦中。

そんな野村タエ子に助言を送るあやめ婆さんは、妊娠後期から続いていた貧血を知って 謎の絶句をする。

梶井息吹さんの身に、一体何が起きているのか?


そしてついに、三鷹駅ホームへ続く階段にまで追い詰められた陽動班! これ以上は下がれない!

「あ! 荊先輩!」 「早く早くぅ‥‥! 電車がホームに入って来るよ〜〜!」

一人だけ安全地帯にいながらにして、一番焦っている深作葵。

まあそれも仕方ないか。既に梶井五次郎さんの姿は、視認可能なとこまで来てた!

「おまえは先に乗れぇ葵!!」 成瀬荊が叫ぶ!

「え――!? で‥でも――」 深作葵は間の抜けた応えを返すが……


と、その時!



小津詩音の特攻だー!!!

銃弾の飛び交う空間を 子供のような笑顔のままに、超強化された肉体で大跳躍!

髪を振り乱し、制服はズタボロで、コマを突き破って現れたその姿は、正に人外の、異形の生物のようだ!

これこそ俺の好きな小津詩音だよ! もう超畏怖したい、恐れ慄きたい! 井上智徳先生ありがとう!


それはさておき、これにはさすがの成瀬荊も面食らい、小津詩音の飛び蹴りをもろに喰らう。

しかし成瀬荊もまた同じコッペリオン

梶井息吹さんのダンナとノーセンスを先に行かせて、自身は小津詩音と直接対決する覚悟だ。

それにホームには、なんてったって覚醒すれば鉄グモだって楽勝な深作葵がいるんだもの!

そりゃあもう、深作葵が覚醒してくれれば、小津詩音の一人や二人に苦戦するはずがないですよねー。

……って、

「ご‥‥五次郎さん! 葵はここだよ〜〜!」

「引き入れてやる! つかまれ――!!」



電車乗っちゃったー!?

え……どうしてくれるの?

深作葵は成瀬荊を完全放置。っていうか梶井息吹さんのダンナさんたちも乗れるかどうか危うい。

電車が通り過ぎるまで、あと数十秒も無いんじゃないの?


「ええから先に乗ってください!!」

階段を這いつつも、あくまで他の人たちを優先する成瀬荊。

しかしその後ろには、小津詩音が当然いるわけで。

「電車ちゃんに乗るだァ〜〜〜!? その電車はなァ委員長♪ 地獄行きだぁ―――――!!


襲い掛かる小津詩音!

しかし成瀬荊は持ち前の運動神経を活かし、小津詩音の負傷した右腕へと器用に蹴りを放つ!

うぴ――――!!



「い‥‥イタい‥‥! イタいイタいイタ〜〜い!! アハハ! アハハハ」

とんでもない悲鳴を上げて痛がったかと思えば、突然小津詩音は笑い出した!

もはや小津詩音を突き動かすものは本能のみなのか?

理性が残っているようには思えない程だ!

この‥‥ 電車なんかブッ壊してやる――!!

「ブッ壊れるのは――― 天井じゃ―――!!!



黒澤遥人の、最後の仕掛けが炸裂だー!

成瀬荊の放った銃弾は天井に仕掛けられた爆弾を爆破させ、

小津詩音の頭上にコンクリートを崩落させたよ!

これが直撃したのなら、いくら小津詩音とはいえ、死にはしなくてもしばらく動けないはず。

果たしてその隙に、成瀬荊は電車に乗れるのか?

to be continued‥‥‥‥

気になるタイミングで次回へ続くなあ!


そして小津詩音の露出度が過去最高なんだが! 左肩から左胸にかけてはだけてる。

ズタボロな制服には恐怖心を煽るだけでなく、エロス度アップの効能もあったのだ!

小津詩音は凶悪で怖くて強くて頑丈で可愛くてお姉ちゃんっコでエロくて最高だよ!

そしてコンクリートの直撃を受けたなら、小津詩音は仮に無傷でも、制服は無傷じゃすまんよな!

ここも次回が楽しみなポイントの一つだな!