生徒会役員共 「#281」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は萩村スズ特集。

萩村スズが立腹してから機嫌を直すまでの短い時間を描いたエピソードっすよ。

こういう僅かな時間の出来事で1話使うエピソードって、何か萩村スズに多いような?

(体調を崩すエピソードだったり、スカートが風で飛んでいくエピソードだったり)

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。「#281」 感想。


開幕1本目から萩村スズが ご立腹。

ぷんぷん怒ってるのにタイトルは 【ツン期】 で、完全にひとごとみたいな扱いなの面白いw

"ケンカするほど仲が良い" をもじった下ネタ同時に言って、

津田タカトシと萩村スズのケンカっつー本題を押し出してしまう天草シノと七条アリアの仲の良さ たまらなく好き。


不機嫌の原因は何なのか?

続く 【発端】 で、「胸タッチハプニング起こしておいて 本人気付いてない」 ことだと明かされた。

ちゃんと津田タカトシとは離れた場所で萩村スズから事情聴くのな。当たり前か。

つい先日 「#275」 の乗馬エピソードで同じような経験をした天草シノの胸中も気になるところ。

【仲よしの証明】 、特にボケず 天草シノに仲裁を求める七条アリアはまじめな感じだー。

1人だけ巨乳な七条アリア絡みでボケが来るかと思ってしまったぜ……


津田タカトシから出た妹扱い的な発言で、ますます膨れる萩村スズの口。

【鈴】 もそうだけど萩村スズの口元ネタ、

マスク越しににやけたり、よだれ垂らしたり、ティッシュが必要なことになったり、ぷくーっと膨れたり、

割とプッシュされている気がするよねえ。

幼い体格と口の表現の多彩さは、関係があったりするのかしら。

「度量が大きいのか」 と評される津田タカトシと今もぷんぷん萩村スズの対比は 何だか大人と子供みたいだ。


場面転換して 【切れ音】 は、萩村スズと津田タカトシの2人だけ。

萩村スズの機嫌は直っていないけど、この2人に割り振られた生徒会の仕事はきちんとこなすぞ。

天草シノも仕事の組み合わせを変えたりしないのね。信頼してる証か……つーかまあ高校生だしちゃんと仕事するよね。

スカートが落ちているシーン、

"何が起こったかは分からないがおかしなことが起きた" っていう感じよく出てる見た目で好き。


続く 【脱ぐ男子】 、紅潮してフリーズした表情の萩村スズかわいい。

少しも慌てず萩村スズのために行動できる津田タカトシは本当よく人間が出来ていらっしゃる!

一言もセリフを発してないのも上手いよなー。

今回の津田タカトシは、正に生徒会副会長って感じだー。感心した。

4コマ目のぎこちない萩村スズも、4コマギャグ漫画のオチとして機能するだけのおかしさがちゃんとあるし。


こうして萩村スズの機嫌は直って、津田タカトシ株もマイナスどころか一転爆上げですよ!

氏家ト全先生の作品に出てくる惚れられる男子は、それだけの理由が説得力を持って描かれていて素晴らしい。

そしてラスト 【大人的解決】 の最後のオチ、

全部知ってる読者的にはほのぼのする展開ながら、

下ネタサイドの立ち位置である天草シノにはおかしなことが起きてるようにしか見えない構造なの、面白すぎる。。。

こういう自然な勘違いネタ展開って超楽しい。

この状況を下ネタで切り込んで消化してくれそうな七条アリアが不在なのも笑える。