生徒会役員共 「#353」 感想

・さてさて今週の 『生徒会役員共』 感想です。

今回 「#353」 は7本中3本がキスネタのキス特集と言えるかもしれない回ですよ。


開幕 【蝶のように】 は早速キスネタ。

どういうキスかと言えば、バタフライキスだ。まつ毛を相手の頬や首筋でパタパタさせる行為をそう呼ぶらしい。

天草シノが萩村スズに実践を強いているのだが、位置関係的に萩村スズにバタフライキスさせるようにしているよな?

何だろう、この関係。

天草シノのカップリングは七条アリアでしょ! とか思ってしまったけれど、

いやきっとそれはバタフライキスをする相手としてはガチすぎて、校内じゃできない光景になるだろうからかな? と考えた。

でも、天草シノが萩村スズ相手ならバタフライキスしても淫猥な光景にならないと考えたとしたら、それはそれで良さしかないよ!


今週のサブタイトルで一番良かったのは 【やーい】 だけれど一番気を引かれるのは 【全裸回】 である。

全裸になる人を考えたとき真っ先に候補に挙がるのは七条アリアかと思いますが、全裸になるのはボア (萩村スズの飼い犬) だったとさ。

むしろボアがドッグウェアを着るので、脱いで裸になるという駆け引きが生まれたわけです。駆け引きか?

オチの萩村スズのツッコミは実に良くてこういう淡々としたツッコミのあるとこが氏家ト全先生の漫画の魅力の一旦だと思うのですが、

それはそれとして、"どうして全裸より中途半端に着ている方がエロく感じるのか?" という議題への発展こそ萩村スズの欲しかった反応なのだろう。

そんな訳が無いな。


次の 【2人で1つ】 は2本目のキスネタであり、開幕から3本連続での萩村スズネタでもある。

美味しいチョコを友人たちと分け合う萩村スズですが、気にしたいのはオチの轟ネネのリアクションですよ!

後からチョコを食べ始めた轟ネネの口内にはチョコキスに充分量のチョコが残っていると推測されるけど、

人目をはばからず快楽に耽る轟ネネが津田タカトシ相手にチョコキスを試みずに残念がる理由ってこれ、

"萩村スズが津田タカトシを好きだってことを知っているから遠慮した" だろうでしょ!

萩村スズから女子力が低いと評されてる轟ネネだけれども、

かつて単行本10巻 「#249」 にて図書室で着こなしテクを教えていた轟ネネを知る身としては何も言えない。


扉絵に選出されてる横島ナルコ先生は 【栓】 で登場。セリフは2つで、終始トイレのドアの向こう側にいるだけだけど。

トイレの中で何をしていたかは不明だし、そもそもトイレの中に一人でいたかどうかも不明だぞ!

ますます漏れちゃうのが横島ナルコ先生以外の誰かという可能性もある。


3本目のキスネタはエレクトリックキスで 【走る電流】 で登場。

エレクトリックキスは、キスの際に静電気でパチッとなれば成功らしい。その知識を出してくるのは七条アリアで、さすがの貫禄がある。

キスの分類って何でもあり過ぎるでしょ……まつ毛と頬を使うのでもキス扱いとか……と思ったけれど、

まぁそれよりも七条アリアは誰とエレクトリックキスをしていたのか知りたいところでしたとさ。