・さぁさぁ今週の 『生徒会役員共』 は、単行本13巻発売直前一挙2話!
単行本の予約締め切り直前一挙2話があったうえに、単行本の発売直前一挙2話まであるとは豪勢だなあ。
先日の感想で "たしかに単行本発売時に一挙2話やっても遅いものね" とか書いた俺の受け止め方は外れていたかー。
ちなみに 『生徒会役員共』 の限定版単行本は、完全受注生産ながら大きめの書店では普通に売っていることもあるので、
予約を忘れていても買えるかもしれないぞ。
一挙2話で初めて限定版を知った人も、保存用が欲しくなった人も急げば間に合うかもしれないって寸法だ。ありがたいねぇ。
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
1本目の 「#372」 は、天草シノとパーソナルスペースのエピソードなど編。
開幕 【アニマル精神】 は1コマ目から 「津田は犬だな」 と天草シノが楽しそうに宣言しますが、
別にSMプレイの話ではなく、動物診断の話でしたとさ。
しかしこの1コマ目にドキリとした人は Mの気質があると診断できるのではなかろうか。
横島ナルコ先生は自身を白鳥だと喩えるわけですが、オチを含めてもスゲェ自信だなとか思わざるを得ない。
萩村スズは猫っぽいですよねー、とか思っていたら話は別の方向に展開してしまった。
【どこまでいけるかな】 では、天草シノの読んでた本のタイトルが判明。『面白人間話』 だと。
タイトルからして面白くなさそうな……とは言わない方が良いやつかしら。
コンビニの安い本棚に並ぶ雑学本に見えて何かアレだ。
パーソナルスペースについては書かれている説明通りの心理的縄張りであり、
単行本3巻 「#39」 で、五十嵐カエデが津田タカトシとの距離を取ったのも多分それ。
こうも仲が良いのに今更パーソナルスペースを試さなくても……など思ってしまうのですが、即座に実行に移すところが天草シノ流か。
【アリア編】 では天草シノが七条アリアに密着だー。
ハチミツプレイはその名の通り蜂蜜をプレイに用いるようですが、それほど良いのかどうかは検索しても分からなかった。
普通に考えて、何も蜂蜜を使わなくても……と思ってしまうわけですが、なるほど自らの身で試してみるのが七条アリア流なのか。
実行力を備えた人物こそが生徒会役員にふさわしい、という氏家ト全先生から少年少女への教えが隠されているのかもしれない (絶対違う)
次の 【スズ編】 では、天草シノが萩村スズの太股をさすりますね。ガチの話です。
説明を受けず触られる萩村スズにとっては痴女襲来かと受け止めかねない行為ですが、困惑するばかりなのはさする側が天草シノだからかと。
七条アリアが急に撫でてきたのだったら、絶対そういうプレイのためだと判断してそうだしさー。
そういや天草シノが七条アリアと密着したり触れ合ったりする光景はたまに目にしても、
天草シノが萩村スズにタッチしている様子はあまり見た記憶が無いな?
なるほど、天草シノと萩村スズの間にある一線を見た気がしたし、『会長ご乱心』 みたいなタイトルの薄い本も出かねないな!
さぁさぁ 【タカトシ編】 では天草シノと津田タカトシが急接近 (物理的な意味で) して、天草シノはご満悦。
めちゃくちゃ満足そうな笑顔を浮かべる次第だ。普段のキリッとした表情からかけ離れたニヤケっぷりすなぁ。
七条家執事の橋高さんが前々回の話から1話挟んでまた登場。別に天草シノと密着するわけではなく、全然別のネタです。
っていうか出番の少ない橋高さんにしては、最近登場頻度が高いね。
もしやゴールデンウィークは橋高さんも絡むような七条家所有の別荘とかでも訪れる展開が来るのかー?
そんなわけで、【別利用】 では橋高さんと出島さんの会話劇が来た。
よく考えたら氏家ト全先生の漫画でこうも高齢の男性がサブレギュラーになるのは、『妹はひまわり組』 の長渕ハジメ園長先生以来か。
それにしても、黄金シ○ワーをやっていた相手が気になる。これ1人でやる行為ではないよね?
この場にいる七条アリアと橋高さんがその相手ではないことは確実だろうけど……
あぁそうか、ここで橋高さんが登場したのは、"黄金シ○ワーの相手が橋高さんでは無い" という事を言外に説明するためかも。
この4コマは、「出島さんなら橋高さんにも手を出しているかも?」 という疑問にNOを突き付けるためのネタなのかもしれない。
さてさて1本目のラスト 【体感時間】 では、扉絵になってた轟ネネが登場だー。そして初公開だよ、轟ネネの自室!
部屋の色は赤を基調としたことの説明に 「情熱の赤です」 と答える轟ネネには何かぐっと来るな。そういう価値観もあったのかというか。
それより驚きは、オチの轟ネネのセリフだよ!!
とある棒の強い震動が欲しくてロボット研究会を立ち上げるまでに至った轟ネネが、生身の相手についての意見を口に出すとは……!?
"生身ももちろんOKだったのか" "じゃあやはり轟ネネは生身相手の経験もあったのか" "轟ネネ的には一般論としての感想ではこれなのか" など、
色々な衝撃を受ける発言である。
というか轟ネネと言えども、自室はセクサロイド蠢く伏魔殿の如きではなく、綺麗に片付いた普通の部屋ということに超絶なギャップの良さを見た。
俺も轟ネネの部屋にお呼ばれしてえよって感想しか出てこないのだよな……!?
轟ネネと萩村スズがこのまま普通にだらだら話したりしている様子を見たすぎるでしょ。抜群に良いネタだった。