・うわー、一週間以上遅れになってしまった。『生徒会役員共』 の感想です。
この回 「#387」 は、桜才生徒会と英稜生徒会が別荘にお泊りするエピソードだ。
開幕の扉絵に、まず驚いた。
扉絵では、英稜生徒会の3人目 (魚見さんでも森さんでもない人) について苗字が判明だ!
実は何気に魚見さんの初登場回 ( 「#112」 ) から登場していた女子生徒、
セリフさえ滅多に無いから名前もずっと明かされないままかと諦めていたのに!?
何故だろう。
もしかして、『生徒会役員共』 のアニメ3期が決まったがスタッフロールに載せる役名が無いと不便だから名前が付いた、とか?
そういう捉え方もはかどってしまうな。
まぁ、限定版13巻付属のOADでは 「セリフがあったのにスタッフロールに名前が出なかった」 という実績もあるけど。
さて、「英稜生徒会 青葉です」 。
カメラ目線でそんな自己紹介を青葉さんがなさってくれる扉絵だ。役職は不明のまま。
そして苗字が明かされたからと言って、別に本編は普段通りなのが氏家ト全先生の漫画である。
青葉さんのセリフは今回この自己紹介だけだった。
スゲェ、いつもにましていつも通りすぎる。
開幕 【こわいハウス】 は七条家別荘のご紹介。
七条家のプライベートビーチの近くだろう別荘といえば、初日の出のエピソードの別荘が思い浮かぶ ( 「#117」 ) 。
なお、そのときと同じ別荘かは不明。
しかし今回は赤サビが出たりジュースがこぼれていたりとマジで手入れされてなさそうね。
というか、夏の恐怖演出として仕込んでおいたところ 怖がったのは萩村スズだけ、という話かも。
まぁそれより、見所は津田タカトシのオチだよね。
「このデリケートなネタにオレがつっこんでいいのか!?」 という感覚、良さがあると思う。
2本目 【←】 、矢印ってたまに 『生徒会役員共』 で下ネタのネタになる印象。
まさかここで新しい下ネタとしての使われ方が来るとは…… 単純な図形なのに奥が深い。
扉絵が青葉さんなので 【ただではころばぬ】 は1コマ目から気になったものの、
青葉さんが登場したのは1コマ目だけで、別にその後は出番が無かった。平常通りか。
苗字が付いたことで個性もハッキリして今まで以上にボケやツッコミに絡んでくる……そういう未来はあるのかな?
今のところボケにもツッコミにもほぼ参加しない、モブと同じ傍観者みたいな立ち位置だけども。
出島さんのボケとかどういう目で見ているのだろ。
さて 【奥の奥】 では出島さんからちょっと大人なプレイのご提案だ (ちょっとか?) 。
出島さんが映ってるそのデータを見たいよな! そういう読者がきっと多いはず。
七条アリアがパンチラについて注意をするの、常識人って感じのギャップが地味に面白いなこれ。
"スカートの中が見えてる事をボケに繋げない七条アリア" っていう面も存在するのだな……深い (何がだ)
これスカートの中を撮影されてるのが萩村スズだったら絶対注意しなかったのでは? みたいな考えが浮かぶ。
相手が出島さんだったらどうするのだろう?
いや、出島さんなら防犯カメラを知ってるのだし絶対わざとだから、七条アリアは何も言わないか。
ラスト2本は夜のお話。
【低反発タカくん】 、これわざわざ 「津田タカトシは女子とは別の部屋で寝ていますよ」 と記すことの丁寧さなー!
今更津田タカトシと天草シノたちが同じ部屋で寝てることを気にする読者はいなかろう、と思ってしまうのだが、
それでもわざわざ示すあたり、『生徒会役員共』 は教育的な漫画と言える。教育的でない場面の多さについては知らない。
出島さんが、津田タカトシと七条アリアが同じ部屋で寝ることを気にしたのかもとも妄想した。
ラストは 【静かな夜】 。
トリプルブッキングをどちらの学園祭に招くのかはどうなったの? という話題は更に続く模様。
ラストのコマでは眠るため髪をほどいた森さんが小さく描かれている。
『生徒会役員共』 の女子は眠るときにきちんと髪を解くのである。
なお、出島さんについては髪を解いた姿での登場シーンは例によって無し。無念。