生徒会役員共 「#426」 感想

・これを書いているのは6月9日なので、とっくに一週間以上遅れての感想ですね。よろしくない。

劇場版の上映が差し迫り 『生徒会役員共』 関連の色々なニュースが公開されていますが、すみませんそれは次回の感想でということで……


そんな訳でとうに先週の 『生徒会役員共』 感想。

この回 「#426」 は、ディベート回。

天草シノたちがディベートを試みてみるエピソードだ。


開幕 【説明の巻】 には 「ディベートとは特定のテーマについて 肯定・否定に分かれて討論するのだ」 と説明つき。

高校では授業の一環でやってても不思議でないディベートですが、天草シノたちにとって予習としてのディベートなのかも。

あっ、それなら英稜生徒会の人達が登場しないのも納得だ。

最初読んだときは、いかにも桜才vs英稜で繰り広げられそうなネタなのにウオミーたちは出ないのか、と意外に思ったんよ。

でもこのディベートが趣味のお楽しみでなく学習を兼ねてやってるのなら他校を巻き込まないのもそうかもな、と自分で書いて自分で納得した。

生徒会以外のディベート参加者が畑ランコと五十嵐カエデでともに高3なのも 勉強的な意味合いかもだし。

他の人が納得するのかは知らない (ダメじゃないか)


続く 【なかま】 【アイドル事情】 では、ディベートの詳細が明らかに。

「学生のアイドル活動は是か非か」 を論題に、判定の横島ナルコ先生を納得させられるよう討論するわけですよ。

肯定チーム:天草シノ・萩村スズ・畑ランコ、否定チーム:五十嵐カエデ、津田タカトシ、七条アリア というチーム分けだ。

もちろん気になるのは、五十嵐カエデと畑ランコがどうしてそっちのチームについたからだよね!

まぁ実際はクジ引きとかでフェアに決めたのかもしれないけれど。

下ネタ的には肯定チームの方に数的有利がありますが、いやいや七条アリア1人で天草シノと畑ランコを圧倒できるかもしれない!

下ネタ的に圧倒する意味は別に無いけど。


テーマがアイドル活動なので、イメージ映像的にトリプルブッキングが登場だー。

今回割と登場人物の多いエピソードになったわけですが、どうも賑やかというより謎のチョイス感を受けてしまう……何故だろう。


そして今回ある意味もっとも謎なネタが 【おバカのメカニズム】 。

クイズ番組に出演中らしいトリプルブッキングのシホの名前が、"飯田シホ" ではなく何故か "宮本シホ" になっている。

もちろん、苗字が変わった という描写では無いだろう。

(次の 【広がりました】 のユーリは、有銘ユーリのままだし)

誤植だろうわけだけど…… 宮本って一体どこから出てきたんだ?


ずっと昔、氏家ト全先生の手描き文字が読み間違えられたらしく 写植で人名が間違っていたことなら2回あった。

でも 「飯田」 じゃあ、どう書き間違えても読み間違えても 「宮本」 にならないよなあ?

謎すぎる……

ちなみに宮本という苗字の登場人物には、氏家ト全先生の過去作 『妹はひまわり組』 の宮本レイコ先生がいる。

飯田シホと宮本レイコじゃあ、柏木レイコと宮本レイコくらい違う (※柏木レイコも氏家ト全先生の過去作の登場人物)

どうなってるのだろう。


そういえば今回って、『生徒会役員共』 におけるトリプルブッキングもきちんと苗字がある、と判明した回でもあるのだな。

実は今まで何気に、トリプルブッキングメンバーは 『生徒会役員共』 に出演していたときは苗字が作中で明かされていなかったんよ。

何か苗字を明かさないことに隠された意味があるのかな? と妄想を膨らませてたけど、特に意味は無かったっぽい。


少し脱線した感じがあるな。

本題のディベートの感想に戻れば、何気にディベートのネタの4コマは全部が下ネタオチだ。

オウンゴール決めちゃった!!」 のツッコミ通り、七条アリアの下ネタが制御不能になってるような展開である。

下ネタ的には圧倒してもディベートには有利に働かなかったようだ (当然)

つーか、七条アリアから 「おバカ = ひとりHスキ」 という謎の価値観がまろび出たぞ。

それとも、「男子はおバカな女子をひとりHスキと思っている」 と解釈するべきか?


次の 【極上の彼女】 ではトリプルブッキングの最後の1人である如月カルナがご登場。

アイドルのあかほん』 で見れる如月カルナの "眼鏡っ子仏頂面" というイメージとは随分違う。

作中世界での一般的な如月カルナのイメージが3コマ目の方なのだろうか。

こういうイメージ根付かせられるほど頑張れたプロ根性がスゲェ。


畑ランコの発言、今回のディベートの中でただ一つ学生アイドル自体のメリット・デメリットでない論だよな。

否定派の心変わりを狙うものだけれど、肯定・否定が途中で変わらないディベートでは意味が無さそう。

いやむしろ、畑ランコは取材相手が乗り気でない場合に アメとムチでいうアメで相手の心を動かそうとするタイプなのかも。


感想終了。

「次号、劇場版新情報記事付き!」 との事だが、冒頭にも書いた通り既に一週間以上遅れてこれを書いている。

最新情報は発売中のマガジンや劇場版公式サイトでチェックだ。