・もしや最終回でも近いのか、というエピソードでビビったよ今週の 『生徒会役員共』 !
まあきっと最終回の内容は卒業式だろうし、それに話数からしてもこの時期に最終回は無いはずだろうど。
(単行本のページ数はある程度決まっているから、単行本を出せる分の話が溜まらないうちは最終回が来ないはず)
そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#535」 の内容は、何とまあ生徒会長選挙だ!
最終回ではないだろうにしても、連載期間中に一度しかやれなさそうなエピソードでしょ。
開幕 【生徒会長 天草シノ】 では畑ランコが天草シノの写真を撮影。
どんな下ネタに繋がるのかと思いきや、真面目に仕事をしているだけだった。
そんなわけで、生徒会長選挙の他の候補者が登場だー。
次の 【挑戦者あらわる】 、おっと格ゲーっぽいサブタイトルだな という感想はともかく、五十嵐カエデがご登場。
ここでラブコメだったら、津田タカトシとの距離を縮めたい、みたいな出馬理由が説明されるわけですが!
しかしそういうのは、畑ランコのネタとして消費されるのみであった。
3本目 【密閉空間】 、五十嵐カエデの立候補理由が語られたー。
「組織というものは時に空気の入れ替えも必要です」 というのが動機であるらしい。
たしかに天草シノが生徒会長になってから、もう10年は経過してますし……というのはリアルタイムの話だった。
作中での経過時間は、どんなに長くとも2年未満だったわ。
まあそんなことより、注目するべきはラストの天草シノのセリフじゃない!?
天草シノはその行為のとき、窓やドアを締め切っているということが分かる貴重な証言ですよ!!
する場所はおそらくトイレなどでもない、という細部のリアリティも感じ取れるでしょ! えっちだ……
五十嵐カエデがその重要度をまったく分からないというのは、まあ普通に捉えてそれをしていないからだろうよなー。
逆に七条アリアも共感できなさそう。
七条アリアはドアも窓もオープンにしてやってそう、というか庭園に出てやってそうなイメージさえありませんか。
4本目 【新勢力】 からは生徒会選挙の幕開けだー。
「桜才の女帝 天草シノ」 、「風紀アナリスト 五十嵐カエデ」 とのキャッチコピーは誰が付けたのやら。
そしてオチのキャッチコピー、「光と闇を司る 津田コトミ」 の無茶苦茶さ加減には笑った。
選挙管理委員が津田コトミならこれだ、と決めたわけでなく自己申告だろうよなー。
そうすると天草シノのキャッチコピーも自己申告、あるいは誰かの提案にOKをしたやつということか?
女帝と呼ばれることに対して天草シノがOKを出している、というのは何か面白い。
そして他にもいた候補者が誰かと言えば、何とパリィ・コッペリンであった。
キャッチコピーは 「フリーダム・アメリカ娘」 だとか。
あと氏家ト全先生の漫画に登場する父母って大体下ネタ側の立ち位置ですが、パリィのパパがどうなのか気になる。
「いろんなコトにチャレンジしなさい」 の意味が色んなプレイのジャンル、だったらどうしよう。
しかしまあ、留学生が生徒会長に立候補するってマジかよ、とは思っちゃう。
そこはさておき、この 【パリィ画像検索をする】 のオチはヤバいですね。
「生徒会長 ご奉仕」 での検索は、セーフサーチをオンにしたgoogleでもそういう画像が実際いっぱいヒットするぞ!
下ネタ知識があってもパリィ・コッペリンでも、わが身にそれが降りかかると思ったときのリアクションかわいい。
そしてラストの 【桜才レギュレーション】 でオチを持っていくのも畑ランコであった。
生徒会長以外のメンバー、津田タカトシ・七条アリア・萩村スズは生徒会役員として留任だとか。
よって生徒会選挙中には天草シノだけが会長でなくなるわけですが、ここで 「天草会長」 の呼び方が出てくるとは!
ていうかここまでお膳立てされて照れず戸惑うばかりの津田タカトシもスゲェな。
どれだけ鈍感だー? あるいは津田タカトシ自身が名前呼びに無頓着というか特に感じるところが無いタイプなのかも。
いやそれはそれで、それならじゃあといきなり名前で呼びだして天草シノが照れたりするのも良さそうだな……