・「栗拾い」 とか 『生徒会役員共』 で言われたらド直球なネタが来る予感しかしない、栗とリスが一緒に出るネタとか。
そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#446」 は、学園行事として栗拾いに行くエピソードですよ。
扉絵は栗拾いに励む横島ナルコ先生ですが、添えられたアオリ文は 「食欲って、エッチな意味じゃなくて?」 。
やべー確かに 『生徒会役員共』 の登場人物で一番そういうこと言いそうな感じだ。
そして開幕 【テンションが高い4人】 から早速クリのネタかと思いきや、「くりくり」 と言っても乳首の方で来た。
栗拾いならクリのネタだろうって安易な予想を見透かされた感じだ。
2本目 【毛深そう】 で早めにクリのネタが出てくるものの、直球勝負でボケるのでなくほのめかす感じなのがテクニシャンだよねー。
台詞を言う天草シノたちはいたって真面目で、下ネタに繋げてしまうのは横島ナルコ先生という構成が下品さを打ち消すテクでしょ。
氏家ト全先生の漫画の良いところが抽出された一ネタである。
それにしても横島ナルコ先生は、食欲の秋 (エッチな意味で) フルスロットルって感じですね。
説教しようって理由も 「自分はエロいこと我慢して栗拾いをしてるのに!」 ってように穿って見れちゃう。
今週の見所は 【セーフ】 の 「↑親近感」 じゃあないだろうか。
トッキーにとっての七条アリアは、普段どれくらいの距離感の人物なのだろう。
つーかこのドジっ子ぶりに親近感がわくってことは、トッキー自身も自分をドジっ子だと認識してるのだな……!
思わずくだけた言葉になっちゃうトッキーのゆるさにニヤニヤしちゃうよ。
まぁその一瞬だけ湧いた親近感も七条アリアの "鉄パンツ" こと貞操帯にかき消されたわけですが。
ここの七条アリアが 「時カオルさんは貞操帯を知らないだろうから」 みたいな考えで鉄パンツって言葉を選んだのだとしたら、何か良いな……
3ページ目の 【トゲボール】 と 【母の背中】 は、珍しい組み合わせでの会話劇だ。
轟ネネと畑ランコが、三葉ムツミと五十嵐カエデが、下ネタ無しでお話しするよ。
割と別の漫画みたいな味わいがありますね……
こういう下ネタ無しの会話も轟ネネたちの日常でもあるのだろう。
プリンを畑ランコというのも何か意外な感じする。
最終ページの 【笑顔のテーマ】 の畑ランコも、新聞部の活動として写真撮影にいそしんでて新鮮味あるよね。
七条アリアの笑顔プレイと真面目に活動する畑ランコ、一粒で二度おいしいネタというやつか。
そして遠くにいながら撮影に気付いてアピールする津田コトミの良さもあって、視覚的に楽しい。
いやこの2コマ目の写真、ポーズが被ってないしさすが構図が上手であられるなーとか感心してしまう。
ラストの 【後日談】 、普段だったら 「秋の味覚を味わいます」 みたいなエピソードで2本目あたりに来てそうな雰囲気。
つーか細かいけども1コマ目で萩村スズが力入れてるような眉毛の角度してて、おぉっとなった。
スゲェ張り切りようですね……!
そんな力の入れ具合が一気に脱力するオチである、ほのぼの系なのかしら。
見切れてピース決める津田コトミはエプロンしてるのかどうか (クッキングに参加するのかどうか) ?
エプロンが見えないから、津田コトミは食べる段取りだけ美味しくいただいちゃおうみたいに思ってるとも読み取れる構図でしょ。
今週の感想終了。
余談だけれども、週刊少年マガジンの目次ページあるじゃないですか。
今週そこで 「前の週とまったく同じ目次コメントを送ろうとしてゾッとしました。」 とコメントされてる漫画家さんがいらしたのよ。
それで思ったけど、氏家ト全先生は大体いつも一言だけの淡白な目次コメントだけれども、連続で同じコメントにすることだけは ほぼ無い。
やはり氏家ト全先生も、前の週と同じコメントを送らないように注意されているのだなあ。