・3月分の 『生徒会役員共』 感想をまとめて一度に書くことになろうとは。
生活スタイルというか、やるべきことの対応スケジュールはきちんと立てて行動したいところ。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
この回 「#514」 は、津田タカトシと森ノゾミの2人のための回!
扉絵は当然、森ノゾミだー。
アオリ文句に 「(隠れ巨乳)」 ってあるけど隠れてなくないですか???
津田タカトシは森ノゾミの胸をチラ見して森ノゾミに気付かれていたりするのかなあぁぁぁ。
開幕 【副会長共】 の1コマ目からもう、津田タカトシと森ノゾミの2人のターン。
徹頭徹尾この2人の回ですが、その始まりはバッタリ出会って偶然なのよな。
待ち合わせして一緒に買い物に来たわけではないのが、運命かよって感じを強調する。
すごい細かい話をします。
ここの津田タカトシのセリフ、漫画として書き方が興味深いですよねー。
「森さんも
ロクキューで(百貨店名)
買い物?」
という表記であって、
「森さんも
ロクキュー(百貨店名)で
買い物?」
ではないのよな。
謎だ。
どうして 「(百貨店名)」 の挿入される位置が前者なのだろうと考えるに!
台詞として正確なのは後者でしょうが、読者が漫画で読むときは前者の方が見やすいのだろう。
「森さんもロクキューで買い物?」 というワンフレーズが一度で目に入らせるために前者にしたのだと思う。
後者だと 「で」 が 「(百貨店名)」 で分断されて、文意の理解が滞ってしまう。
氏家ト全先生はそのように考えたはず……と推察してみる。
漫画の吹き出しだからこその工夫。
さてさて本編感想に戻れば。
『生徒会役員共』 の中でもまともなツッコミ側の2人なら、下ネタは全く起こらないのではないか?
そういう危惧もあってか、開幕のネタから百貨店名や店舗の名前がこっそりと下ネタだ。
マルキュー (109) ならぬロクキュー (69) はシックスナインだし、文具屋四八は48手だ。
他の登場人物もあまり登場しない回ですが、バイト中の店員として古谷サチコが登場だー。
3,4本目 【ビューティフル森】 【フローラル森】 は、サブタイトルを見ての通り同じ構成のネタ。
津田タカトシと森ノゾミは平常通りの会話をしているつもりですが、傍から見れば誤解を招いちゃう!
その誤解が下ネタ気味の場合、古谷サチコが嬉しそうな表情をするのが気になるねー。
古谷サチコは津田タカトシが森ノゾミの体臭を嗅ぐ様子 (誤解) をどういう感情で見ているのだろう……!
さすが天草シノの右腕だけある、みたいな感じなのか?
津田タカトシは古谷サチコに遭遇してたらどのようなリアクションを返されていたのだろうか!?
最終ページ 【誰からかな?】 では、津田タカトシと森ノゾミがカップルだという誤解が全国のお茶の間に発信だ。
目撃者は古谷サチコしかいないはずの2人きりの買い物が、テレビの生中継でまさかの全国配信。
一体この番組を見て津田タカトシに詰問であろう電話をかけてきたのは誰なのか……?
とりあえず津田コトミも番組を見ていたようですが、電話の主は天草シノなのか萩村スズなのか魚見チヒロなのか?
テレビ出てるじゃんスゲェ、みたいな平和な賞賛の電話でないことはたしかだろう。
ラスト 【取り違えの巻】 では、森ノゾミ不在の桜才生徒会室でも森ノゾミのネタ。
森ノゾミが津田タカトシと普通は会えない、ある意味で天草シノたちにとって安全圏の桜才生徒会室。
なのに生徒会室で津田タカトシは森ノゾミと放課後に会う約束を取り付けちゃう!
一体どうなってしまうのか……いや特にどうにもならず、この会う約束まででオチですが。
そのようなわけで今回は、津田タカトシと森ノゾミのやり取りだけで最初から最後まで回すエピソードだった。
というか、『生徒会役員共』 史上もっとも下ネタに縁遠いシチュエーションを乗り越えた回と言えよう。
皆勤賞の天草シノが連続登場記録を途切れさせないべく登場するも1コマだけで、下ネタを言う隙も無かったほどだし。