今週の 『生徒会役員共』 「#549」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、2019年最後の掲載!

初日の出を山で見るための、大晦日登山編エピソードの後編だー。

そんなわけで、「#549」 感想。


七条家の別荘で、海から登る初日の出を迎えたエピソードもありましたが(単行本5巻 「#117」 )。

今回は山から登る初日の出を見るための年越し登山ですよ。


開幕 【聖なる水】 は、2週続けて津田コトミのおしっこネタと言えるかもしれない。

まあ今回ボケるのは出島さんであり、山小屋の有料トイレの話からプレイの話へスムーズに移行だ。

出島さんのおしっこプレイ料金は一体おいくらなのか? 60分や90分だとおいくらで接客してたのか?

スピンオフ漫画全盛の昨今、そういう出島さんの過去を描くスピンオフ作品が2020年には来ないかなあぁぁ。


次の 【なんか怖い】 は、萩村スズとホラーネタである。

山小屋のホラーと言えば殺人鬼モノが定番のような勝手な印象ですが、はみ出た手袋でこの発想は無かった。

たしかにクローゼットとかから衣類がはみ出てると、誰か隠れてるみたいだなとか思ったりはしますが。

萩村スズ、コタツや布団から足を出しておくとかも "誰かに掴まれそう" とか思って絶対やらなさそう。


3本目、【みんなでハッスル】 という 大晦日の夜っぽい何か楽しげなタイトルが来た。

しかしハッスルタイムは既に終わってた。

何とまあ、山小屋到着以降から年越しまでの展開はばっさりカット。

どうハッスルしたかは描かれず、3本目の時点で既に1月1日の0時10分過ぎを迎えてた。

すごいバランス感覚だなー!

今回のメインは初日の出だからと、年越しの瞬間さえ切り捨てる氏家ト全先生の思い切りの良さがすごい。

カウントダウンも初日の出もと、あれもこれも詰め込まない配分の良さ。


それはそうと 「最近は大勢で新年を迎えること 多いですよね」 のセリフはメタ発言かと思ってしまった。

生徒会役員共』 では過去に何度も年越しが描かれているから、それを指してのことかと……

まあそうではなく、ここはカウントダウンイベントなど世間一般の風潮についての発言だ。

あと天草シノの 「年越しえっちは少数でも盛り上がるけどな!!」 にツッコミ入っているけどさ、

天草シノだって七条アリアとなら、そういうことをしていた可能性があるのでは!?

そういう経験があってほしい2019年 年末です。


2段ベッドについての下ネタ、という何か珍しいネタが 【上と下の世界】 で来た。

たとえ寝息フェチだとしても相手が津田コトミじゃあないですか、という点には今回ツッコミ入らずか。

フェチのマニアックさがこのボケのポイントだからかもしれない。


そしてやったね! 【わくわく】 は出島さんのターンだ!!

他の人は全員起きたようなのにまだまだ寝てる津田兄妹、そんな2人を見ている出島さんが伏線とはねー。

この超速でベッドに潜り込むこの出島さんには笑った、めちゃ期待に満ちた顔が良い……!

たぬき寝入りだからか、髪を結わえたままなのが惜しいな、ここで髪を解いたシーンを見れるかと思ったが。


ラストの 【今年もよろしく】 は、8コマ漫画。

8コマのうち、半分の4コマが初日の出を見つめる天草シノたちの顔という構成だ。

ラストのオチを強調するためとはいえ、4コマ漫画にしては贅沢なコマの使い方だなーという気もしますが、

まぁこの年が明けた2020年は例年と違って、劇場版第2弾の公開がある年だものな!

そりゃ天草シノたちにとっても特別な年であるし、たっぷり間を取って気合を入れた初日の出鑑賞になるだろう。


そんなわけで2019年最後のオチは天草シノ……と思ったら違った。

今年最後のコマの主役は津田コトミだったわー。

太陽をエネルギーボールとかバトル漫画における気弾に見立てるネタは昔から流行ってるけど、ここでやるとは。

たしかにこのネタ、作中でやりそうな人物は津田コトミだけだし、津田コトミがやるならこのタイミングの他ない。

わざわざ普通の日に、日の出や日没に合わせてやる性格でもないだろうし。

正にこのとき、ここでしかやれないだろう狙いすました感じのネタだー。


感想終了。

そして12月27日からは、劇場版2の特典付き前売り券第一弾が販売開始だ!

第一弾の特典は、クリアファイルとなっている。

忘れないうちに販売劇場をチェックして購入しようよ → http://king-cr.jp/special/seitokai_G2/news/