・これを書いているのは1月30日です。
『生徒会役員共』 「#599」 感想。
この回 「#599」 は、特に行事やイベントは無い日常回。
扉絵アオリ文句 「浮遊の風物詩、ツインテールとマフラーと肉まん!!」 の通り、冬っぽい津田コトミが扉絵だ。
一緒に買い食いをしているトッキー視点、という情景なのかもしれない。
この回にトッキーは出ないけど。
開幕 【12月ですよ】 は……、えっ12月なの?
この4コマは1月発売号のマガジンに掲載であり、ネタ的にも12月である必要はない。
単に写植で誤植が発生したのかな?
あるいはこの 「#599」 自体、本当は12月掲載だったのを1月にスライドさせた回なのかもしれない。
そこはともかく、オチはM男的な下ネタ。
冷たい視線を受けたときの津田タカトシの股間はムクムクするのかどうか?
津田タカトシの股間を観察していることもあった七条アリアを連れてこなくちゃ! (単行本3巻 「#34」 )
というか、天草シノと一緒に津田タカトシの股間を見つめていた回もあった (単行本11巻 「#292」 ) 。
津田タカトシ本人の知らないところで、今日はムクムクしてたなと会話が交わされてたりするのかも。
2本目 【ふんいきづくり】 は、静電気ネタ。
博識な萩村スズが地面に手を当てて静電気を防ぐ方法を伝えれば、津田コトミは中二病に繋げちゃう。
「マジですか」 という返答や、萩村スズの静かなるツッコミに良さがあると思う。
3本目 【冬のおたのしみ】 も静電気ネタであり、今度は出島さんと七条アリアが登場だ。
自宅で脱いでる七条アリアは、何気に 『生徒会役員共』 にしてはちょっと露出度高めだな。
いやまあ、初見時には見落としたくらい細かいシーンですが……
細かいシーンでも、すぐ横にいる出島さんは七条アリアがセーターを脱ぐ様子を堪能していると思う。
出島さんの下ネタに、ドア越しに橋高さんがツッコミで駆け寄るオチ。
出島さんと七条アリアが、実際エレクトリックキスに及ぼうとする妄想の余地がある。
でも過去のこの手のやりとりを思い返すに、出島さんはマジで迫るけど七条アリアは普通に避けようとしてそう。
残念ながら、橋高さんが焦った事態は回避されているだろう (残念ながら) 。
2,3本目が静電気ネタなら、4,5本目は空耳と同音異義語の聴覚ネタだ。
【津田は語る】 、"忠犬" と "中堅" が判断付かないネタ。
言われてみればという感じの同音異義語だ。
それと3,4コマ目、同じ構図が通常時とデフォルメ時で描き分けられてるところ良いよね。
氏家ト全先生の絵柄を普段より楽しめる感じ。
5本目 【11歳の頃から!?】 は、七条アリアの空耳だー。
4コマ本編よりもサブタイトルに虚を突かれた感じ、何歳の頃からという点に着目するのか……
たしかに轟ネネが何歳の頃から機械大好きなのかは気になる点だけれども。
ラスト 【ドキーン】 は、8コマ漫画。
しゃっくりが止まらない津田タカトシに、天草シノが驚きの行為を仕掛けるぞ。
というか距離が近すぎる。
津田タカトシより先に萩村スズが慌てふためいてるのも納得の至近距離だ。
こういう場面の最後のコマで、天草シノが恥じらわずにセリフを言えてるところが好き。
この場面の天草シノなら恥じらわずに膝を蹴り上げられそうな雰囲気さえ漂うなあ。
冷たい視線でムクムクしたかもしれない津田タカトシの股間も、思わず縮こまってしまいそうだ。
まあ実際にそんな蹴り上げをしないのが氏家ト全先生の 『生徒会役員共』 ですが。
アニメ版 『生徒会役員共』 なら、このシーンを回想して恥ずかしがる天草シノという場面とか挿入されそう。
この回 「#599」 の感想終了。
これの次の回は 「#600」 につき、次号の週刊少年マガジンでは連載600回記念の回となった。
この感想を書いているのは1月30日につき、既に発売済みだけれど。
<2021.02.08追記:マガポケへのリンクを追加>