生徒会役員共 「#367」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は魚見さん回!

津田タカトシに対する正ヒロインのようなポジションは天草シノだろうって認識で、

ウオミーがどれだけ津田タカトシと仲良くしても 最後には天草シノがツッコミを入れて存在をアピールする展開が常だった。

でも今回は、天草シノが開幕1本登場するだけ。

最終的にウオミーの行動を聞いたりするのは森さんで、「私が正妻のウオミーです」 みたいな雰囲気に仕上がってるよ。


さてさて、そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 「#367」 感想。

扉絵はもちろん魚見さんですよ。このアオリ文とこの本編内容だと寝間着姿にも見える。


開幕 【連結】 は今回唯一魚見さん関係無い4コマで、1コマ目だけキッズたちが登場。

この小学生女子はラジオ体操のエピソードで名前が明かされたアスカちゃんだね ( 「#340」 ) 。

何気にちょくちょく登場しているよね。

脇役ポジションの登場人物では、桜才カップルのヨシ君とナオちゃんに次ぐ出番の多さかもしれない。

そんな子供達の遊びを見て大人すぎるプレイを連想する七条アリアですが、

キッズたちは登場回数の多さの割に、常に下ネタとは無縁の無垢さを振りまいてくれるので和むねぇ。

いやまぁ、氏家ト全先生の下ネタギャグマンガの感想で書く文章じゃない気もしますが。


ちなみに首引き恋慕に止まらず、そういう器具を用いたプレイは事故の危険を伴い、

たとえば1人でもひとりSMプレイで年間300人が死亡しているとの説もあるそうなので、決して軽々しく真似をしないようにね。

週刊少年マガジン掲載漫画の感想とは思えない段落だ)


2本目 【その1】 からは、もうずっとウオミーのターン!

っていうかサブタイトルが 【その1】 【その2】 【その3】 って何だこれ。今回は原稿の猶予が無かったのでしょうか。謎。

そこはさておき、「当然のように津田家にいるウオミー」 には笑った。

翌日が休みでもないのに、平然と泊まり込みする仲になってるって関係進展しすぎじゃない!?

かつての 『生徒会役員共』 ではウオミーが津田家に宿泊するって事実だけでオチになったりしてたのに。
この1コマだけで天草シノより森さんより津田タカトシとの距離を詰めているよねーと思えるわけですが、

まぁ距離が近すぎると、津田タカトシにとっての姉妹とかみたいなポジションになってしまうかもしれないし。と思っておく。


2コマ目の津田兄妹のぐうたらっぷりを気にも留めず対処法を教えるウオミーは良く出来たお人だ。

生徒会副会長としての生活態度がどうこう〜みたいな話は一切無い。

半身浴を絡めたギャグといえば、映画版 『犬神家の一族』 にて湖から突き出た足のような姿勢が代表的ですが、

そこに下ネタで新姿勢を開拓してくる氏家ト全先生は流石だなぁと思った。

【その2】 では、津田コトミがパジャマたくし上げヘソ出ししたり、お尻を突き出し足裏見せる格好してたりしますが、

そこらが拾われず強調されもせず話は進む。漫画によっては妙に力入れて描かれているシーンになりそうですが。


眠気を促進させるツボは、効能そのまま安眠という名前だとか

【その3】 にて首筋チョップする津田コトミの様子にデジャブを覚えた人もいるかもしれませんが、

単行本8巻 「#210」 でも津田コトミは津田タカトシの首の後ろに手刀をトンって入れてたね。

ちなみに実際やると失神せずに即死に繋がることもあるらしいので絶対に真似をしちゃダメなやつだこれ。

今回の津田コトミは、狙うのは首筋では無く頭のツボだったのかーと理解して (勘違いして) 行動して、失神せず不思議がってたみたいね。


ラスト3本はウオミーお休みタイムの巻。

【静かにお休み】 では津田タカトシのベッドでウオミーが眠っちゃってさぁ大変。

横島ナルコ先生みたいに襲われプレイ目当ての狸寝入りではないぞ。萩村スズ母のような睡姦プレイを意図した睡眠でもありません。

朝チュン】 では、おぉっと 『生徒会役員共』 でも朝に雀がチュンチュンと鳴く光景を見られる日が来ましたが、

津田タカトシは当然ベッドには一緒に入ることなく、ベッドの下でタオルだか毛布にくるまってお休みでしたとさー。

この対応、手慣れているな! 津田タカトシの手慣れっぷりにも、やはりウオミーが津田家にいる生活の常態化を感じ取られずにはいられない。


そして今回ある意味一番驚いたのが 【情報不足】 で、冒頭にも書いた通り天草シノが出てこないのだよなー!

天草シノがツッコミ入れたり嫉妬したりして話が終わる展開じゃあなくて良かったのかー! って驚いた。

天草シノ側に精神的な変化があったのでどうこう、みたいな事でもないし。

いやはやまぁ、類まれなる魚見さん展開のエピソードだった。