・今週の 『生徒会役員共』 もまた映画の撮影エピソードであるわけですが!
バ…バカな…か…簡単すぎる…あっけなさすぎる…………
前回クランクインしたかと思いきや、今回もうクランクアップしていた。
きっと 『生徒会役員共』 での最長エピソードになるだろうと勝手に予想していたのだが、マジかー。
まぁでも完成した映画の鑑賞編があるだろうし。
それに映画撮影のきっかけとなった高校生映画コンテンスト出展編と話が続く可能性もあるのだしな。
そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#415」 は、夜の校舎での映画撮影編。
扉絵は帯刀した巫女服姿の七条アリアだ、普段は絶対見られない衣装だぞ。
どうして刀を差しているのかと言えば、開幕 【怖い場所あるある】 2コマ目の背景が答えとなっているっぽい。
三葉ムツミがスタントを依頼された理由は、刀を武器としてのバトルシーンがあるからだったのだ!
……と思われる。
「思われる」 と書いたのは、まぁ今回まったくそういうスタントが必要になりそうなシーンが無いからですよねー。
まぁ三葉ムツミが刀を持ってるのは七条アリアとチャンバラごっこで遊んでいるだけの可能性もあるけれど。
ここは妄想膨らませておきたいところじゃあないですか。
そして開幕 【怖い場所あるある】 のオチは心霊ネタにおののく萩村スズで。
前回ラストで夜の学校に怯えた萩村スズからしっかりつながる展開だった。
割と映画撮影スタッフ多くて賑やかっぽい雰囲気だけれど、だからこそトイレに1人行ったりするときに怖さが忍び寄ってきたりするのよな。
いやでもここでの萩村スズなら誰かと一緒に行けるときまでトイレ我慢するのかもしれない。
2本目 【わきこちょ】 は天草シノの気遣い展開。
やんちゃタイムではなかった、人の上に立つ会長としての振る舞いである。
七条アリアにわきこちょするのが 「ついで」 っていうのが良いよね。
この2人は無目的に冗談でそういうことをする間柄なのだっていう仲の良さ!
王道カップリングじゃないかな、と思った。
ちなみに七条アリアのセリフ、「もー急に胸のGスポット責めるなんて」 ですが。
冗談だろうと思いきや、「胸 Gスポット」 の検索で普通にヒットしたよ。
スペンス乳腺尾部と呼ばれているところがそうらしい (ただしここをGスポットと呼ぶのは俗称っぽい) 。
スゲェ、完全に初耳だった。
天草シノも驚いているくらいなのだから、最先端を行くネタなのだろう。
3本目 【モブ】 では出島さんが登場だー。
『生徒会役員共』 の世界には、出島さんがエキストラで出演したAVがあるそうで。
これの上映会するエピソードとか来ないだろうか!? (来ねえよ)
上映会は無くてもさ、これを出島さんが七条アリアと一緒に鑑賞会してさ、その鑑賞会の話を七条アリアが語る展開とか来ないかなあぁぁ。
それはそうと1コマ目の撮影経験を語る出島さんは実に楽しそうで良さがある。
こんな顔で自分の過去を語りだすこともあるのか……!
津田コトミはお弁当が口元についてる様子かわいいな。
メイクどうこうよりあるだろう、みたいなこのポーズやら口元なのかわいすぎる。
そして今回最大の山場っぽいシーンが来たよ!
【ぱにくる会長】 では、津田タカトシと天草シノのベッドシーンが予告された! (演劇上の話です)
3コマ目で論理的にダメ押しするのが畑ランコっていうチョイス面白いよね。
急に横から出てきてお前が説得するのかよ、っていう。
柳本ケンジがベッドシーンの必要性を芸術のためという信念で強く推すの、そういう人だったのかって意外な一面を見た感じ。
まぁ普段の人柄とその人が作った創作物とではまた雰囲気が違うものであろうし。
そして何より、緊張のせいでもう素なのかボケなのか分からない感じの天草シノが大変良いよね、必見でしょ。
週刊少年マガジンでは、未遂で終わらずガチンコで本番やってるベッドシーンのある漫画もあるわけですが。
お芝居上であっても未遂のベッドシーンで終わらせるのは氏家ト全先生のポリシーのあらわれだろうよな。
この一線を越えない感覚は重要な気がした。
そんな訳で、津田タカトシと天草シノのベッドシーン (未遂) 本番の 【緊張あるある】 !
1コマ目だけならばガチでそういうシーンじゃないですか……!
しかしこれ、ヒロイン役 (萩村スズ) とでなく、第2ヒロインポジション役 (天草シノ) とのベッドシーンなのが謎。
どういうストーリーなのだろう……
まぁ主人公とヒロインは兄妹だからインセストはまずいっしょ、って判断だろうけど。
未遂で終わるってことは、ここにヒロインが乱入してくる展開だったりするのかなあ。
やったぜ出島さんの貴重な過去の1ページが。
【経験者は語る】 では出島さんの初出過去話が語られた……が、出島さんもうやってないプレイとか無さそうな勢いだな。
ラスト 【おねんね】 ではクランクアップ。
結局作中では基本ストーリーしか語られないままである。
いや本当、映画の詳細が描かれる上映編とか期待したいところ。
今週の感想終了。
なお、次週の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載とのこと。
いつもなら休載のしばらく後に一挙2話掲載が来るけれど、今年は劇場版アニメあって氏家ト全先生もお忙しいはずだろう。
一挙2話が来るかは不明である。
また、最終ページのアオリ文は 「撮影終了で次回は新展開! 映画のデキは、とりあえず皆様の妄想に委ねさせて頂きます。」 とのこと。
わざわざ 「次回は新展開!」 と告知するのは普段無いから気になる。
何か特別なエピソードでも始まるのかなあ。