・今週の 『生徒会役員共』 は、英稜高校生徒会編!
全編、魚見チヒロたちの4人だけで展開するエピソードでございます。
そして同時に、津田タカトシが登場しない回でもある。
津田タカトシが登場しない回は 「#483」 に続き、これで2度目かー。
桜才生徒会の登場は、最終ページで天草シノとスズヘッドの出番が1コマあるだけ。
天草シノの皆勤賞は継続だ。
どうしてこう急に、津田タカトシの出ない回、英稜メイン回が増えたのだろう?
生徒会に広瀬ユウが加わり、青葉トオリも喋るようになって、英稜生徒会だけで話が回るようになったからとか?
あるいは、桜才生徒会と英稜生徒会の区分けをハッキリさせようみたいな思惑があるのかもしれない。
そんなわけで、「#491」 感想。
今回は英稜生徒会の中でも広瀬ユウを中心として回るエピソードだー。
広瀬ユウは掛け持ちで生徒会役員をしているという設定が掘り起こされて、まず扉絵はバレー部部員姿だ。
広瀬ユウがバレー部要素を見せるのはこれが初かも。
開幕 【おしえて先輩】 は導入の状況説明。
細かいとこだけど、「う――ん わからん」 とのセリフを女子で言えるの広瀬ユウならでは、って感じありますね。
そこはともかく、魚見チヒロがこう先輩として振舞ってるのが英稜生徒会の日常なのだな、と分かる1本だ。
2本目 【先輩答える】 にて、「女子と男子バレー部が親睦会としてやる」 という合コンの経緯説明が来た。
そう、広瀬ユウが合コンに参加するって話ですよ!
今回はその準備としての下調べ編みたいな感じです。
この2本目の魚見チヒロのボケは、広瀬ユウにも馴染みのある説明で、という理由でスクワットとか言いだしたのかなー。
あと官能小説の登場人物名がショーコで、氏家ト全先生の過去作 『妹は思春期』 を連想させる名前なのは笑った。
いや岩瀬ショーコなら媚薬を盛られずとも って感じですが。
そして喋るよ青葉トオリ!
【お手軽ゲーム】 と 【相手たちまくり】 は青葉トオリが説明役を務めるぞ。
以前までならこの役どころも魚見チヒロか森ノゾミであったろうに……目立つようになってきて良かった。
登場してもコマの隅で無言でうなずいてたりするだけだった青葉トオリは昔の話のようだー。
柱の登場人物紹介にも青葉トオリがちゃんといる。
ここの顔イラストも前回のおまんじゅう食べてるシーンから一新されてる、今後はこの顔イラストで固定だろうか。
今回の主役は広瀬ユウだけあって、【お手軽ゲーム】 では意外な現代っ子という個性が掘り起こされた。
小銭持たない派ってことはスマフォとか電子決済なの?
うわー何かすごい、時代が進んだ感ある。
そして広瀬ユウは男勝りだけどオシャレとか身なりは気を使っている、という意識も感じられるネタだわ。
そして 【10円トリック】 の魚見チヒロの観察眼っつーか機転の利きっぷりもスゲェ。
そんなポイントで特定を図るとかある?
経験あってこそ思い付く芸当でしょ。
そしてこれ、Yes と No が半々なのは誰がどう回答したのでしょうね、ここは正直に答えていると思うし。
いや魚見チヒロ自身は見抜けるから嘘をついた可能性もあるが……いやでも津田タカトシとの仲は周知だろうし?
10円玉の並びからすれば、「実は気になっている人がいる」 にYesと答えたのは魚見チヒロと青葉トオリなのか?
それともウオミー視点の配置で、森ノゾミと広瀬ユウがYesと答えてるのでも面白そうだ。
最終ページの 【レッツ実践】 は、8コマ漫画!
次回予告を兼ねたネタで、次週は桜才生徒会と英稜生徒会による模擬合コン回だ!
女子7人と男子1人で合コンとは……という当たり前の疑問に天草シノが真っ当なツッコミを入れるの笑った。
そこはボケに乗らず普通に疑問を呈するのかー。
両刀使いの魚見チヒロたちを見られる回になるのかもしれない、ならないのかもしれない。
今回は広瀬ユウ主役編とも言える内容だったけれど、引き続き次回も広瀬ユウがメインとなる展開だったりするのかなぁ。
個人的には青葉トオリが掘り下げられる展開になったら嬉しい感じだ。