世界一詳しいバトルルネッサンス解説 システム、小ネタ、裏技編 【らんま1/2バトルルネッサンス コンボメモ】


【コンボ】

<地上コンボ>

・地上やられののけぞり時間が短すぎるため、地上コンボは皆無に近い。

・一部キャラ (八宝斎、変身後シャンプー、変身後良牙) は、地上やられののけぞり時間が多少長い。

これにより、同じ技を繰り返すだけで容易に成立する永久コンボもある。


<空中コンボ>

・空中コンボで攻撃を当てるほど相手が浮き直さなくなるという永久コンボ防止システムがある。

これにより、空中コンボでの永久コンボは無い。

・浮き直さなくなる補正のかかり方が強烈で、普通は既存のコンビネーション技を1度叩き込むのが関の山。

・地上引き込みがある。地上すれすれで攻撃を当てると、相手は地上やられになる。


<ダウン状態の相手へのコンボ>

・ダウン中の相手に浮かせ技を当てると、地上ヒット同様に高く浮く。

空中コンボでの永久コンボ防止システムも働かないため、「ダウン状態の相手に浮かせ技×n」 が永久コンボだ。

・このゲームはダウン状態からの起き上がりが異様に高性能で、しかも種類が豊富 (起き上がり方向指定含めて5種類ある) 。

ダウン状態の相手に攻撃が当たるし、起き上がり途中にも喰らい判定があるのだが、下手な攻撃では余裕で起き上がられてしまう。

・ダウンした瞬間から数フレームは、各種起き上がりが不可能。

そのため 「ダウン状態の相手に浮かせ技×n」 の永久コンボは、相手がダウンした瞬間に技を当てる必要がある。


【共通システム】

<基本操作>

・垂直ジャンプの入力後、ジャンプ予備モーション中に前や後ろを入れると前ジャンプやバックジャンプになる。

・共通システム "ダウン攻撃" は、相手が空中やられ状態でも出せる。

発生からヒットまでに時間がかかるが、空中やられの時に出しておけば、ダウンした直後の相手に確定でヒットさせられる。

・共通システム "ひっくり返す" (※一種のダウン追い討ち)は、相手が完全にダウンした状態でしか出せない。

しかも起き上がり動作中の相手には空振りするため、絶対に確定するシチュエーションが存在しない。

・ "ひっくり返す" は、一部キャラ (変身後シャンプー、変身後良牙) に当てると普通に相手が吹き飛ぶ。特に意味はない。

・一部キャラ (変身後シャンプー、変身後良牙) で可能な操作は、ジャンプ攻撃、弱パンチ、大技のみ。


<投げ技>

・このゲームで投げ技が成立するのは、立ち状態の相手を正面方向から投げた場合のみ。

しゃがんだ相手や背向け状態、横を向いた状態の相手は投げられない。

・投げ技で相手を掴む動作は、打撃技判定となっている。

このため、掴みを相手の打撃技と相撃ちさせられる。相撃ちした相手は、のけぞりが短い地上やられとなる。

・空中の相手に投げ技の掴み部分を当てた場合も、打撃技として機能する。投げの掴みを空中コンボに組み込めるということ。

・地上コンボには組み込めないと思われる。火中天津甘栗拳ヒット後など崩れ落ちる相手を掴めないため。


<基本システム>

・防御力にはかなり差があり、ラスボスのルージュは最も柔らかい八宝斎の2倍くらい硬い。

・根性値 (残り体力が少ないほどの防御力アップ) の補正がかなり激しい。

・削りダメージは無い。

・一部キャラ (八宝斎、変身後シャンプー、変身後良牙) は、投げ技を喰らわず、防御に上中下段の区別がない。

つまりレバー後ろ入れっぱなしでガード不能技以外に対しては無敵ということだ。


<軸ずれ>

・このゲームはキャラクターの存在判定や喰らい判定が、3Dモデルと完全に一致している模様。

そのせいなのか、とにかく軸がずれる。

これにより何が起こるかというと、コンボ的には空中コンボでの拾い方が安定しない。

また密着状態で出された技では、軸がずれてガード方向が突然左右入れ替わったりする。

変身後玄馬の66強Kに至っては、事実上のガード不能技となっている。

(十数回攻撃判定が発生する突進技なのだが、途中で軸がずれてガード方向が左右に入れ替わるため)

・対戦の組み合わせによっては、ラウンド開始時からダッシュし続けるだけで軸がずれる例もある。

このゲームでは相手と反対方向にダッシュし続けられないのだが、

軸ずれを利用すると判定がバグるようで、相手と反対方向にダッシュし続けることも可能。

このゲームはステージが無限フィールドなので、キャラの組み合わせによってはダッシュする相手に追い付けない。


<変身システム>

・時間経過でステージ上に降る雨や間欠泉に触れると変身する。

・投げ技などの演出中に変身することはない。

・変身後はラウンド開始時のようにお互いが向き合った状態でスタートする。変身を挟んだコンボは不可能だ。

・変身中は一切操作不可能。変身中にもタイムカウントは進行する。変身中にタイムアップしても、特にバグは起きない。

・雨や間欠泉による変身判定は一瞬しかないようで、一度の雨や間欠泉で1Pと2Pが両方変身することは起きない。

・雨や間欠泉による変身判定は必ず画面半分であるようで、1Pと2Pのどちらかは必ず変身判定に当たることとなる。

つまり、乱馬同士の同キャラ対戦で1Pと2P両方が変身を免れるということは不可能ということ。

・説明書には 「実際には降らないこともあります」 との記載があるが、予報マークが出現して降らないケースは、

予報マークが発生してから降るまでに相手をKOした場合のみ。それ以外の場合は必ず降る。

なお、KO後に雨や間欠泉が発生して変身することは起きない。

・予報マークは、必ず雨→間欠泉→雨→間欠泉→雨……の順で発生する。

雨と間欠泉のどちらが発生するかは、予報の発生時点で確定して順番が進んでいる。

・予報マークの発生と降るタイミングは、ラウンドの制限時間によって固定。

たとえば1ラウンド30秒の場合、残り19秒時点と残り9秒時点で雨か間欠泉が降る。

・普通に考えるとお天気マークの予報が発生しなくても雨や間欠泉は降るはずだが、

このゲームでは、お天気マークの予報が何らかの事情で発生を潰された場合、雨や間欠泉も降らない。

具体的には、1ラウンド30秒で対戦時の残り19秒時点で乱馬や玄馬が変身した場合、そのラウンドは次の雨や間欠泉が降らない。

(※乱馬と玄馬は変身モーションが長いため、変身のロードでタイムカウントも多く消費する)

・雨や間欠泉は、キャラクターが地上にいる時か、地上すれすれに浮いている時にしか降らない。

キャラクターが浮いていると降りだすのを保留する。

・変身中や変身の瞬間にはキャラクターの喰らい判定が消えているため、変身と同時にKOするといったことは出来ない。

・あかねvs良牙の対戦では、必ず雨も間欠泉も降らない。良牙=Pちゃんという事実をあかねは目撃できない。原作再現だろう。


【小ネタ】

・公紋竜の最終奥義が 「錦絲緊縛翔」 と誤植されている。これは原作にある必殺技のため正しくは 「金絲緊縛翔」 。

・ロード画面で動く工事現場の作業員は、コントローラーで操作可能。

・対戦モードでのキャラクター選択画面。キャラ決定時ボイスが流れている最中はもう片方のプレイヤーはキャラを決定できない。

しかし1P2P同時にキャラを決定すれば、やや時短になる。


【裏技】

・ラスボス:ルージュの使用方法。

1Pはキャラクター選択画面で、カーソルを乱馬から時計周りに動かして乱馬で決定。

2Pはキャラクター選択画面で、カーソルを良牙から時計回りに動かして良牙で決定。

なお、ルージュ同士での同キャラ対戦は不可能。

1P2Pが同時にルージュ使用コマンドを成立させた場合、先にカーソルを乱馬か良牙に合わせた方がルージュとなる。

ルージュの使用を取りやめたい場合、乱馬あるいは良牙から他のキャラクターにカーソルを動かせば良い。

なお、ルージュのステージはステージセレクト機能でも選択不可能のようだ。

・鬼界ヶ島の13番目のポイントは、八武岩が残り1つの状態などでマップに出現するようだ? 正確には不明。

マップに出現しても特にエフェクトなどは発生しないので、正直気付きにくい。