好きなもの

・この日は秋葉原に行きまして、気が向いたのでHEYにも寄ってみたのです。

するとすっかりゲーセンから足が遠のいた俺には新事実であったのですが、バトルファンタジアが稼動しているじゃあないですか。

やったあ、とばかりにいざプレイ。とはいかず。

結局ただただ観戦したのみで立ち去った次第。


というのもあれ、プレイしようかなーとは思ったのだけど、

「そもそもロケテ以後情報全然集めてないから、基本的な事からして分からないしー?」 とか思えば足ぞ遠のく。

「今プレイして身体で直に覚えれば良いじゃあないか」 と至極真っ当な理屈も呼び出してはみたものの、

ほら、キャラランクとか分からないから、うっかり最強キャラとかで入っちゃったらマズーだよなあ、とか思った。

別に最強キャラで入ってもまあ負けるだけだろうし構わないはずなのだけれども、

まあそれ何か恥ずかしくない? とか。


とか思ってて気付いたのだが、あれだ。これ対戦する人の思考じゃあ無いよね。

対戦が好きなら上記のような事など思うよりも早く乱入しているはずだしさあ。

そもそも稼動してる事すら知らない時点でもう、対戦の日々は遠くなりにけり。

っていうかこんな事書いている時間があったら、攻略なり何なり調べれば良いのにね。


しかしでも、調べるのもまた面倒だよなあ。

ピンからキリまで攻略はWEBで見れるわけだけれども、見れるのだったら全て見ておかないと勿体無いような気になるし。

むしろ見ずにいたなら、「見えるものも見ないで何やってるの」 的な損している感情を抱いてしまうー。

最低限に技性能とかだけでも調べるにしても、結局調べる必要があるのには変わらないし。

けれど何も調べない裸一貫では、スゲェ効率悪いしなあ。

結局プレイするなら事前に攻略探して読む手間をかける事になりそうで嫌な感じ。

何かを好きになる事ってのは、いつからこんな面倒になったのだろう。

多くのものが見える自由があるから逆に不自由になってる気がします。とか。

っていうか調べたら調べたで、それを実践してみなきゃいけないし。いやそりゃ当たり前だけど。


あ、その当たり前の事に面倒さを感じる時点でもうあれ、ダメかもだ。

そもそも 「裸一貫だと効率悪い」 とか、何故に効率良く行くことを前提としているのか? って話だし。

本当に好きなら効率が悪かろうとまず100円突っ込めば良いのに。それすらもしなかったとは。

ああ、俺こりゃもう新作格ゲーはプレイできんね。


そういや同人格ゲー 「アカツキ電光戦記」 のメッセサンオーでの宣伝文句は、

「BLをブロッキングと読んだ人に捧げる」 みたいな感じだったのだけど、

俺はそう、ボーイズラブしか連想しなかったよ。