・アニメゴルゴ13感想。『死臭の聖者』 。
「この話はアニメ化されないだろうな」 と思っていたので、先週の予告の段階ではとても驚いたよ。
原作は 怪しい新興宗教の教祖を殺すだけの話で、殺害までにゴルゴが打つ一仕掛けも地味だし、
教祖の奇跡が本物なのかや 教祖が何を考えているのかも明かされないので、微妙な出来だったから。
ところがアニメは、原作ストーリーの2/3をOPテーマ前までに終了させて、
原作では僅かな描写だった 「ゴルゴの潜入捜査」「ゴルゴ VS 狂信者軍団」 をメインに据え置いてた。
大胆に構成変えてきたものだ。『傑作・アサルトライフル』ばりの改変。
ただ 「実際に奇跡を起こせそうだな」 と思える教祖の正体が、いんちき教祖に変更されていたのは個人的に安堵。
ゴルゴ13で余りにわけのわからない話をやられると不安になるので。
ゴルゴが悪魔崇拝の村に迷い込む 『タラントゥーラ』 とか。
「ゴルゴ VS 武装集団」 がアニメで描かれたのは確か今回が初めてだと思うけど、
並レベルのアクションシーンならともかく
銃弾飛び交うド派手なアクションシーンとなると、このアニメはしょぼいので残念だ。
「アクションモノのゴルゴの最高峰 『世紀末ハリウッド』 を、
動きのあるアニメで、1時間スペシャルくらいでやってほしいなあ」 と思っていたけど、
もし実現しても相当しょぼい出来になってしまうだろうなあ、と再認識。
そういえば来週の 『残光』 は、どんなエピソードだったか全く記憶に無い。
中身を思い出せない話がいつか来るだろうと思っていたけど、17話目でもうか……