生徒会役員共第8巻詳細

氏家ト全先生の単行本、『生徒会役員共』 第8巻が発売されましたー!

更に8巻では、OAD付き限定版も同時発売。これらの詳細を以下にまとめてみた。


まずはコミックス8巻の収録内容を紹介だー。

週刊少年マガジン掲載分の収録は、「#181」 から 「#211」 まで。

魚見さんが津田家にやってきた話から、ワカサギ釣りイベントの予告話までだな。

つまり収録話数は 31話

2〜7巻は30話分を収録してたのに、何故だか8巻では1話多いぞ! 理由は謎。

「何話目で最終回か既に決めていて、その最終回に合わせた」 とかだったらどうしよう!?


また、8巻には巻末おまけとして、【大学祭 その後】 なる1ページマンガが描き下ろされている。

「#207」 の大学祭の追加エピソードで、なんとトリプルブッキングがほぼ主役。マジかよ!!

氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 の主人公グループだったトリプルブッキングが、

描き下ろしでとはいえ、『生徒会役員共』 本編に絡んできている!

なお、ここで古谷さんが萩村スズの年齢に驚くことで、「#212」 【ぽつーん】 に至る動機を補強している。地味に上手い。


さらに、単行本カバー折り返し (裏側) の描き下ろしキャライラストもトリプルブッキング

まさかまた飯田シホ、有銘ユーリ、如月カルナのカラーイラストを見られる日が来るなんて……!!

飯田シホが気の利いた返しをしていて、うおおと震えた。成長している!

もはや 『生徒会役員共』 の登場人物として、マガジン本誌で登場人物紹介の欄に入っていてもおかしくないな!

そしてカバー下は表紙・裏表紙と同じ絵だが、

単行本カバー折り返し (表側) にある氏家ト全先生のコメントが次の通りなんだ!



最近、声優さんに詳しくなりました。

同じ声優さんでも

キャラによってイメージが変わるのは、

やはり演技力でしょうか。

すごいなぁ。


これは 『アイドルのあかほん』 のアニメ化が決定したに違いない、と思った。お前は何を言っているんだ

いやほら、アニメ版 『生徒会役員共』 で、天草シノ役・七条アリア役・萩村スズ役の声優さん達が、

飯田シホ役・有銘ユーリ役・如月カルナ役の声優を務めていましたし……


まあ真っ当に捉えるなら、

「今まで声優に興味は無かったが、最近は詳しくなった。人間は変わるものである。

私は変わったのだから、あなた方も変わっていくべきである」 というような事を伝えようとしているのだろう。

……ごめん こっちの方がよっぽど "お前は何を言っているんだ" って捉え方だったわ。


閑話休題

単行本の帯や折り込みチラシによると、

オリジナルアニメDVD付き「生徒会役員共」コミックス第9巻限定版 発売決定! 発売予定:2013年10月17日(木)とのこと!

詳しくはDVD付き『生徒会役員共』第9巻限定版 公式サイトを参照あれ。

「9巻」 だよ。「9巻 (完)」ではない! ここ重要。

更に、OVA『生徒会役員共』2013年第1弾は4月25日(木)発売とのこと。

2013年OVA第1弾は、2013年5月8日 (水) 発売に変更になった模様。

2013.03.02:発売予定日のくだりを更新。


その他、今月の週刊少年マガジンファンクラブ (ガラケー専用サイト) では、

古谷さんの無料待受画像が配布中。単行本表紙の古谷さん部分だけを切り出したもの。可愛い。

他、とらのあな限定で単行本に描き下ろしイラストカードが付く。

今回はイラストが思いっきりSAMPLEの文字に被っているな……

こういうのって、近くに書店が無い人はそのまま死んでくださいみたいな印象を受けるので、なんだかどうにも。買ったけど。


そして次には、単行本化に当たっての変更点を紹介だー。

氏家先生は割とマジで間違い探しを仕掛けているんじゃね? ってくらい微細な変更もあって、探すのが大変でした。

修正内容は生徒会役員共変更点まとめのページにまとめたので、マガジン掲載時と見比べてみてはどうでしょう。

ちなみに単行本8巻の変更箇所は、「#181」 と 「#185」 にかけてに集中している。理由は謎。



8巻一番気付きにくそうな修正。左がコミックス8巻、右が週刊少年マガジン掲載版。

畑ランコに注目。氏家先生の修正基準は今もよく分からない。



分かりやすい修正もあった。氏家先生の絵はどんどん変わっているよな。


最後に、『生徒会役員共』 8巻の限定版の内容を紹介。

単行本8巻の表紙は古谷さんだが、限定版付属ケースの表紙は津田コトミ。

OADジャケット表紙は津田タカトシ


OADの収録時間は、およそ30分。

第18話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。

TVアニメのBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、

OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブのモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。

なお、OP映像はトッキーと魚見さんが登場するなど変わっている。OP曲はそのまま。


アニメ化されている範囲は、

単行本4巻 「#81」 からお花見ネタ、単行本5巻 「#97」 「#98」 から桜才七不思議ネタ、単行本4巻 「#77」 から学食新メニューネタ、

単行本4〜6巻ところどころから 魚見さん関連ネタと学食関連ネタ。

七不思議パートにはオリジナルパートがあって、三葉ムツミが登場だー。

畑ランコとほっぺた密着させる絡みまである! ええ、色々な登場人物に出番を増やす、素晴らしい創意工夫だと思いました。

ちなみに新コーナー 「スルメとタカトシ」 も、全編オリジナル。

五十嵐カエデ登場させたさに作ったパートだったのかしら。


七不思議パートの "五十嵐カエデが深夜0時以降にも学校にいる" と読み取れる部分をフォローしていて芸が細かいなあ、と。

なお、氏家先生がマガジンの目次コメントで言及していた舌火傷ネタ、

このネタ実は、マガジン掲載時と単行本とでオチが変わっている → http://f.hatena.ne.jp/adaki/20100822183345

OAD版でどちらだったかというと、単行本準拠だった。当たり前か。