・発売翌週の火曜日ならば、まだ今週号だと思うのだけれどどうか?
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#436」 は、七条アリアと萩村スズが登場しない回。
この2人が登場しない回って稀にあるよねー、皆勤賞なのは天草シノと津田タカトシだけなのよなあ。
七条アリアたちは登場しなくても、魚見チヒロと津田コトミは登場するぞ。
そんな訳で舞台は津田家。
夏休み中の津田家で津田コトミがどんなだらけっぷりをしているかがメインの話になってる気がする。
つーか魚見さんが来るようになってこれなら、津田タカトシと津田コトミの2人だけの場合はどれだけゆるく過ごしていたのやら。
開幕 【母のかんろく】 では津田母が登場するかと思ったが、そんなことはなかった。
そういや魚見さんの自室が分かる様子って描かれたことないよね……?
この調子だとやっぱりきっちり片付けてあるのだろうか。
津田コトミのだらしなさ、というテーマだけれど 【ぐうたら生活】 の2,3コマ目にはビビった。
これ振り向いたらどうなっちゃうの!? と驚いたね。
実際には裸では無かったとはいえ、入浴時などですら裸体がデカデカと描かれることは少ない氏家ト全先生の漫画である。
ここまで直接的な半裸が (背中だけとはいえ) 大きく出てくることは相当なインパクトがあったよ。
こういう場面って以前には背中の大半が髪の毛で隠れていたりしたのに。
そういう面で言えば次の 【オプション】 1コマ目も胸が焦点の構図であり何か凄いが、何かエロさは減った気がする。
マネキンみたいな感じがあるからだろうか。
まぁそれよりも魚見さんのこのアイディア2つはスゲェなと素直に感心した (2つ目もかよって話だけど)
付け襟みたいな秀逸さを誇っているでしょこれ。
今回で一番の見所は津田家で飼われることになった野良猫かもしれない。
【ふれあい広場】 、「#429」 で保護された野良猫の名前が 「ムラサメ」 君に決定したとか。
津田コトミの好みっぽい命名である、何だか表情も凛々しいお名前に似合った感じだぞ。
氏家ト全先生の過去作 『妹は思春期』 に出てきた猫のキンタマとは違って、下ネタはしなさそうな顔つきだ。
というか今回早速この飼い猫と魚見さんが邂逅を果たしたが、魚見さんは割と普通の接し方だね。
いつもの表情崩して全力の笑顔とかになったらどうしようかと思ったが、いつも通りに嬉しそうな表情だ。
つーかそれより、このオチ!
魚見さんがこの表情で 「やっぱりドMなんだね」 って言うのは破壊力高すぎないです???
Mっ気に目覚めてしまう少年読者もいるのではないでしょうか!?
津田コトミの下腹部までが 【ゆるゆる生活】 で描かれて、今回は何やら肌色が多いぞ。
そして最終ページでは、いよいよ天草シノが登場だー。
【現在位置】 では津田タカトシと魚見さんがめっちゃ密着した状況を知らないまま天草シノが通話する。
何かスゲェそういうプレイみたいな感じがあるし、当然それがネタになるわけですよ。
つーか魚見さんが津田家にいることを知らずに天草シノは電話してきたわけか……そりゃ驚くわな。
ラストの 【シノメーター】 、魚見さんでもやりすぎちゃってマズいな、って思うことあるのかー。
このオチの失敗したなーって横顔はレア度高いよ。
ちゃんと天草シノにも配慮してるこういう友情がさ、良いよね。
感想終了。
そういえばサブタイトルのフォントが 「#431」 から変更となった件ですが、今回までずっと 「#432」 からの新しいフォントが使われている。
これはもう一時的な変更ではなく、本格的にフォントが変更になったと認識して良さそうだね。
気になるのは10年以上ずっと使い続けてきた同じフォントをどうしてこのタイミングで変えたのかだが……
その理由はさっぱり分からないなあ。
もしかすると、新しく交代となった担当編集者さんの好みなのかもしれない。
いや単純に氏家ト全先生の気分転換とかそういう可能性もあるけど。
更に考えるなら、もともと使っていたフォントがもう使えなくなった、みたいな可能性も考えられるか。
まあいずれにしても理由は皆目見当がつかない話だ。