・同じ漫画でも、連載でリアルタイムに読むか単行本でまとめて読むかで印象は異なると思うのだけれど。
今週の 『生徒会役員共』 は、単行本でまとめて読んだときの印象を調整するための回かなー、と思った。
前回前々回と動物園編が密度の濃いエピソードだったから、今回を箸休めのエピソードとする目的で。
そんなことを思ったよ。
そういうわけで、今週の 『生徒会役員共』 「#562」 感想。
今回は特に行事などもない日常回。
いやまあ、日常というには開幕 【驚異の粘着力】 からひどい下ネタプレイですけども……
これであえぎ声をあげられるのはかなりの上級者であろう。
このプレイ内容、しかも父母のをガムテープの雑学から想起して楽しげに語れる話題なのか……!?
今更ながら、ふと冷静に考えると下ネタの日常への溶け込み具合が半端ない生徒会だわ (今更
ちなみに、貼り合わせたガムテープをはがすと光るのは静電気が発生するため。
2本目 【ぷんすか】 は、桜才バカップルことヨシ君ナオちゃんというか、馬川ヨシオと花巻ナオが登場だ。
初めて登場した頃は天草シノの下ネタにびっくりする側だったのに、今では天草シノたちを驚かせる側である。
ある意味、七条アリアとかよりも開発の早さが早いと言えるかも。
おっと自宅で私服姿の三葉ムツミというレアなカットだ。
3本目 【ひものお話】 、自宅でパーカーを着て洗顔しようとする三葉ムツミのシーンが気になるね。
自宅で制服に着替える前もこの髪型なのかー、という点に意識が行ったぜ。
オチは轟ネネのネタだが、なるほど言われてみればこういう事態も起こるのだなーと感心してしまった。
ちなみに検索したところ、タンポンのひもは防水加工がしてあるものらしい。
これも知らない話だったし、トイレ時には事前にひもまで膣内に入れておく人もいるというのも知らなかった。
当たり前に知っているような生理用品でも、実用の知識はやはり得難いものだな……
そしておっと、次の 【ロールプレイ】 ではテレビゲームが登場だー。
もっと正確に言うなら、登場したテレビゲームに金髪ツインテ少女キャラがまたしても登場だ。
氏家ト全先生がこういう場面で描く架空のキャラクター、金髪でツインテールのことが多いのですよ。
今回もそのパターンに当てはまったので、ついつい気になってしまった。
ちなみにこれはTwitterで言われてなるほどと思ったのですが、津田コトミに似せたキャラ説もあるのかも。
これまで全部の金髪ツインテキャラがそうということでなく、今回のはプレイヤーが津田コトミだからと。
自身に似せたキャラ選択なりキャラメイクをしたという描写、というのは一理ありそう。
ちなみにパルスプレイは電流責めのプレイであり、もちろん取り扱い方を間違えると危険なプレイだ。
男性が取扱いに失敗して、一週間くらいどう刺激しても勃たなかった、という体験談読んだことある。
続く5本目 【一時間くらいたってた】 は、何か超王道なギャグ4コマって味わいありますね。
パルスプレイでギャグを飛ばしてた津田コトミが、電気繋がりの停電でゲームが強制終了してへこむというネタだ。
話題に挙げてた内容で痛い目を見ちゃうという、4コマの教科書通りみたいな整った構成でしょ。
最終ページは、今週も8コマ漫画。
最終ページに4コマ2本が載ってる回の方が珍しくなりつつあるなあ。
この 【明日の一面】 は、ガチの間接キスが発生しているのに、何やら軽く流されてあっさり風味。
津田タカトシと天草シノの間接キスを、七条アリアは茶化すだけだし、萩村スズは黙りつつ怒るだけ。
一番事態を悪化させそうな畑ランコが登場したけど、予想外の方向にボケを転がしていったぜ。
何か意外だ。
やっぱり今回は、単行本でまとめて読んだ読者が息切れしないよう、あっさりとしたネタで構成したのではないか。
そんなことを思った。