・今週の 『生徒会役員共』 は、広瀬ユウの出番がちょっと多めの日常回!
扉絵も私服姿の広瀬ユウだよ。
そんな今回 「#593」 の感想。
扉絵のアオリ文句は、「身体能力もかわいらしさも急成長中!!」 とのこと。
初登場時の広瀬ユウはマジで男子な外見だったことを思うと、本当に急成長したなぁとちょっと笑ってしまう。
左が単行本15巻収録 「#416」 の初登場時で、右側が今回の広瀬ユウだ。
顔の角度とか今回の扉絵と同じなので、並べてみた。
見比べてみると、やっぱり初登場時は男子に誤解されるだろう顔つきだなあ。
髪の長さとかまつげより、頭の形によるところが大きいのかな?
開幕 【ずつうがいたい】 、興奮しちゃうような何かを堂々と生徒会室で閲覧する七条アリア!
それを萩村スズに見て見て~、ってっ感じに見せちゃうのが良い。
やっぱ七条アリアは、自分が得ている快感を友人たちにも味わってほしいタイプなのだろうなあ。
いやそこよりも、「興奮すると頭痛くなる体質」 って、『生徒会役員共』 では重大レベルの設定なのでは???
普通の漫画なら全然問題ないけど、『生徒会役員共』 では七条アリアが実際興奮するシーン多いでしょ。
"今までの七条アリアが興奮したり快感を得ているシーンでは、実は頭も痛くなっていた" ってことになってしまう。
今後のネタ的にも大丈夫なのかな……
それほどの設定を、隠し設定なのかこの場限りの一発ネタなのかも不明のまま、さらりと入れてきちゃうとは。
氏家ト全の自作品への態度は何かすごい。
2,3本目では英稜生徒会:広瀬ユウのターンだ。
脳内独白の 「べんきょーがダメな私」 と "勉強" の書き方時点で、たしかに勉強ダメそうというイメージが作られる。
【スピードタイプ】 は、広瀬ユウと魚見チヒロの掛け合いだ。
ていうかこの4コマの魚見チヒロは、普段と違ってまったく少しもボケていないぞ!
真面目に困ってて、真面目に注意をするだけのウオミーだ。
完全に素と言えよう。
次の 【パワータイプ】 は、広瀬ユウと森ノゾミの掛け合いだ。
スピードタイプでもありパワータイプでもあるって広瀬ユウは高性能だな、などとゲーム的考え方が発動した。
そこはともかくこれの見所は、森ノゾミを肩車する広瀬ユウだろうよ!
もう単純に、絵として良い~~~。
広瀬ユウに肩車される森ノゾミのこの絵面は必見だ!
森ノゾミのお胸が広瀬ユウの頭に乗ってるのですけど!?
森ノゾミの右手は広瀬ユウの頭に、森ノゾミの左手は自身のスカートが捲れないよう抑えてるのも良いよねえ。
ていうか氏家ト全先生の漫画って、登場人物が肩車するシーンが割と多く描かれるよね。
頻出ってほどではないけど、他作者の漫画と比べれば明らかに多い。
4コマ漫画で動きを付けるなら横方向より縦方向だろうから肩車なのかな……と、思い付きを検証せずに書き散らす。
でも氏家ト全先生のデビュー作 『妹は思春期』 も4コマ漫画だったけど、こちらでの肩車シーンは記憶に無いな。
印象深い肩車シーンといえば、『濱中アイ』 単行本3巻で天野ミサキが的山リンコを肩車してたシーンがあった。
もうこの肩車の時点で、上に乗る的山リンコに頼りない感じという個性が描写されきっててスゲェな、と思ったものだ。
氏家ト全先生は、肩車を描くのが好きな漫画家さんと言って過言ではないだろう。
4本目 【魔王の力を秘めた少女】 、このサブタイトル時点で内容が津田コトミの中二病と分かる。
SMグッズの拘束具に興味を示す津田コトミ、その理由はアブノーマルプレイのためでなく中二病のためだったという4コマ。
たしかにこういう、拘束具で身を包んだゲームキャラとかいるしな……ヴォルドとかアニマとか。
そういやどうでもいいけど、津田コトミが見てるネット通販サイトの拘束具、価格は1980円と書かれていた。
何かめちゃくちゃ安いのでは……と思って検索したら、実際Amazonで売っている拘束具も2000円でお釣りが来る価格だった。
意外とお安いものなのですね……! 週刊少年マガジン数冊分の値段じゃないか。
津田コトミのお小遣いでも余裕で手が届くだろう。
単行本12巻 「#320」 で津田家の父親がかまされてたギャグボールが、津田コトミから両親へのプレゼントだったらどうしよう。
6本目 【もえるムツミ】 、七条アリアの下ネタ空耳によって3コマ目でオチたかと思ったら、2段構え構成だった。
もう突然場所を選ばず現れる七条アリア自体が笑いどころになってきてる感があるな。
ていうか濡れ透けとはいえ、イメージ映像でもモブ生徒でもなく、主要登場人物のブラ描写があるとはなー。
やはりもう登場人物の下着を描かないというルールは撤廃されたのだろうなあ。
いつかはある最終回も、過去作品のようなパンモロラッシュではないのだろう。
というか空耳に対して 「違いますよ」 と普通に返答するだけのトッキーが何か良いですね、スゲェ普通の返しだ。
どうしよう私じゃツッコめない、みたいな気持ちとかあったりしたのだろうか。