・今週の 『生徒会役員共』 、「#612」 の感想。
今回は、どことなく年齢高めの雰囲気を受ける日常回。
生活の中の下ネタだったり、慣用句についての下ネタだったりするからかも。
扉絵は、何やら賢そうな私服の萩村スズ!
私服というより他校の制服って雰囲気もありますね。
1本目の 【けっこうヤバイ】 1,2コマ目の天草シノと合わせて、見ため華やかな1ページ目だ。
桜才生徒会の華が勢ぞろいといった美しさがある。
氏家ト全先生が担当編集者さんから、全体もう少し微妙にエロくしましょう、的な修正を受け反映したような。
そんな味わいがある (どんなだ) 。
2,3本目 【生活の知恵】 と 【右のつづき】 は、魚見チヒロ in 津田家。
ごく普通に津田家の家事をこなす魚見チヒロだー。
男の子の出す 「生臭いゴミ」 も、紙で包めば臭いをおさえられるという知恵。
このノウハウを使った下ネタは 『妹は思春期』 にもあったが、誰がやるかでボケ方が違うのだな。
『妹は思春期』 では、ゴミ袋が生臭くなくなって性欲減退を疑われるオチだった。
『妹は思春期』 から 『生徒会役員共』 まで、氏家ト全先生作品の各登場人物がこのネタやったらどうなるのだろ。
同じネタでも違ったボケが引き出されるだろうから、面白そうっすね。
天草シノだったらこれを津田タカトシに伝えてなお、津田タカトシの部屋から出たゴミの生臭さを嗅いだりしそう。
次の 【右のつづき】 は、下ネタは下ネタでもトイレの汚れの話。
NHKの番組でも放送できそうな健全さだ。
この汚れの存在を津田コトミが言ってるあたり、漫画やギャグでもないマジの生活感を漂わせてくる。
津田コトミは津田タカトシに トイレで小をするときは男性でも座ってほしい とか言ったことありそう。
4本目の 【普段はフロント】 は、萩村スズ母の年を重ねたネタ。
年齢を重ねることで妖艶に……などという要素は一切ない。
スカートは穿けなくなってたし身体は固くなってたという、悲しいばかりの4コマだ。
ブラが関係するので下ネタと言えば下ネタながら、これも何やら普段の 『生徒会役員共』 と違う味わいって感じ。
5本目の 【おうごんのつめ】 、こちらは普段通りの横島ナルコ先生って感じ。
下ネタ的に、爪の長さはどれくらいであるべきなのか?
いやそれよりも、個人的には氏家ト全先生が描かれる登場人物の爪が気になってしまう。
指先よりもちょっと長く出たくらいの爪を描かれますよね、氏家ト全先生は。
ここの横島ナルコ先生も、それくらいの長さに爪を整えていたのかな?
最後のツッコミは、女子でも女子の穴に指を入れたりするかもでしょ、みたいな下ネタの返答に発展していそう。
最終ページの 【気分は慣用句】 は、8コマ漫画。
4コマ漫画が2本立ての構成ですけど。
「尻に火が付く」 とか 「爪の垢を煎じて飲む」 とは、アブノーマルなプレイなの? という下ネタである。
日本文化を誤解したようなネタですが、パリィ・コッペリンは出てこない。
むしろパリィ・コッペリンがアメリカのことわざや慣用句を紹介するネタとかあったら面白そう。
今週の感想終了。
それにしても最近、スクリーントーンが吹き出しの中にはみ出てることが増えてきてないか?
昔からこれくらいはみ出てたりしてたっけ……?
うーむ、氏家ト全先生の漫画制作にご無理がでてなければ良いのだが。