今週の 『生徒会役員共』 「#538」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、連載史上初めて4週にわたった生徒会選挙の決着エピソード!

投票から開票まで1話で行ったぞ。

はたして生徒会長となるのは誰なのか……!?

というより、天草シノ以外になるかならないかが注目ポイントである気がしますが。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 「#538」 の感想。


扉絵は生徒会長候補の津田コトミ。

アオリ文句の 「もし当選すれば妹・会長、兄・副会長!?」 という事実は、こう書かれて何気に初めて気付いた。

当選するのは天草シノだろうし、他の人だとしても津田コトミは無いだろうと思ってしまっていた。


開幕 【敵は己のなかにいる】 から畑ランコの発言に笑った。

「ライバルは自分自身」 、そんな伝え方のできるセリフだったのか。

そして2本目 【ぶるぶる】 、轟ネネと萩村スズの仲の良さとか良いよねー!

ていうか投票シーンでこんなことありえるのか、って感じある。

投票所でまで性感帯を責めるようなプレイをしてる轟ネネに、読者のテンションもうなぎのぼりでしょ。

少なくとも俺は轟ネネの二の腕に触れたいと思いました (知らんがな

#507」 で二の腕の感触は乳房と同じ、というネタもありましたが、轟ネネはこの俗説を知っているのかなー。

轟ネネがさ、二の腕マッサージを津田タカトシに申し出られたらさ、どういうリアクションをするのかなー?

いや津田タカトシでなくとも萩村スズに申し出られてたときのリアクションも気になる。

轟ネネなら萩村スズも拒まなさそう。


次の 【チェック】 、投票用紙でこの下ネタの発想は無かった。

パンツフェチの人がいたら、チェック柄のパンツどころか好みの柄のパンツに塗り絵する下ネタの連鎖も起きそう。


投票時間中の天草シノたちはと言えば、別室で待機中であった。

別室の中はどんな雰囲気なのか、張り詰めた空気なのだろうか、など思えば答えはサブタイトル通り 【わきあいあい】 。

候補者としてはライバル同士でも顔見知りの仲ですしねー。

というか天草シノは、五十嵐カエデ、津田コトミ、パリィ・コッペリンの3人ともと一晩過ごしたことのある仲だ。

"一晩過ごす" でなく "一夜を共にする" だと意味が全然違ってしまうところですが、前者です。

3コマ目は、氏家ト全先生が何か一瞬だけでも不穏な空気が漂っているように見せかけた演出なのかもな、と思った。


そして最終ページでは、いよいよ生徒会長が決定だ!

【結果発表】 、生徒会長に就任したのは、2位に大差をつけて天草シノ!

天草シノの再選だー。

まあ本命、大方の読者の予想通りであったとは思いますが、ここの4コマのオチには不意を突かれた。

何と可愛らしいリアクションであり消失イリュージョン。

一見クール系のようにも見えて実は表情豊かな天草シノの、また意外な素の顔が見えた感じっすわ。


ラストの 【がんば】 は、生徒会長選挙が終了直後の生徒会室の話。

改めて思えば、この生徒会室に天草シノたちが4人揃うのは、生徒会長選挙が始まる前以来なのだなあ。

当たり前のような光景にして、実はそうでもなかっりする日常の風景。

そういう味わいがあるコマでしょ。

そしてオチを持っていくのは畑ランコ。

投票理由はオチのコメントまで本当なのかどうか、畑ランコの勝手な付け足しなのか?

生徒会選挙のきっかけは五十嵐カエデだけど、物語としては畑ランコが最初から最後まで陰の主役であったようだ。

畑ランコと五十嵐カエデの良いコンビっぷりから妄想すれば、五十嵐カエデを畑ランコがたきつけた、って可能性もあるかも。


今週の感想終了。

どうなるかと思った生徒会長選挙編だけれど、終わってみれば普段通りの 『生徒会役員共』 だったな。

連載期間中に一度しか描かれないエピソードだろうのは変わりなかろうけど、平常運転か。

生徒会が舞台の漫画にとって、生徒会長選挙は最終回に描かれるエピソードのひとつでもあるだろうしさー。

こうなると次回がまたちょっと気になるな。

普通に桜才学園が舞台で、特にイベント無しの日常的4コマなのだろうか。

しばらく話が桜才学園に集中していたし、次回は英稜生徒会が舞台の話になるのかもしれない。

これで英稜生徒会の生徒会選挙編が来たらさすがに度肝を抜かれる。